欅(けやき)の木陰にて憩う (完結済) あらすじが下部にあります ●目次● 1.壱 2.弐 3.参 4.四 5.五 6.六 7.七 8.八 9.九 10.十 11.十一 12.十二(完) その国の皇帝は政務を放り出し享楽的な生活を過ごしており民衆の間で不満が渦巻いていた。 忠臣と名高い梨夜(りや)の父親は皇帝への諫言を繰り返していたが、ある日とうとう逆鱗に触れ、死を賜ってしまった。 皇帝への恨みを胸に過ごす梨夜だったが、恨みを晴らす手立てはない。 そんな折、梨夜は末の皇子である海靖(かいせい)と知り合う。 海靖は、梨夜の父が死罪になったことについて、皇子として謝罪するが、梨夜は反発する。 折りから国内では、皇帝を見限った者たちが、皇帝を倒すための軍を率いて都を目指し始めた。 梨夜はその軍に合流して、なんとか父のかたきを討とうとする。 一方海靖は、その反乱軍を討伐するための官軍を率いることになった。 そして、なぜか梨夜を一緒に連れて行こうとした…。 2010/3/4up [戻る] |