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水神の国ネプト
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花の湖
By ネグラス・コーディェライト
2017-07-12 22:44:23
花の露が落ち続けて成る湖。一つきりかかる吊り橋は草の繊維を細かく選り分けて虫たちが編んだもので、蟹がハサミで時折無慈悲な悪戯をしている。湖に落ちると甘くとろみがついた沼のようで体重が存在する者が乗ればどこまでも沈んで落ちてゆく。泳ぐことは可能。たまに水底に棲む巨大生物が大鍋をかき混ぜるように湖を回すため泳いで渡ることは危険。骨は浮いてこない。大きい遊覧船が帆をかけたまま沈んでいる。外周は咲く花と緑と蔓に囲まれた湿地。
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By ダフニー・オドウラサン
2017-12-30 21:59:23
【置きレス】

ムズムズしなくなったと思ったら、コイツが居なかったからか…。あぁ、悪……だぁぁぁあから!なんで迷わず頭!?つか俺の頭の扱いデイジー並みに酷いな!?
(落とさぬよう確りと腕に力を込めてる為、いつの間にか落としてた蟹を再度頭部に置かれても抵抗出来ず口で抗議するも当然聞き入れて貰えないだろう。ただ暴れずに居る分マシにはなったか、と1人納得し何気なく下を見やり先程より高く飛んで行く足元、自分の重さを全く感じて無い様子が分かる。今後そうそう見る事が出来ぬ光景を忘れぬよう記憶して置こう…そんな想いが過ぎかけたが興奮した幽霊の雄叫びに近い呻き声に掻き消され)
……オメーの所為で雰囲気ぶち壊しだぞ。あぁ、いいよ。こっちもアルシァラのおかげで助かったしデイジーも喜んでるしな、ありがとな。
んじゃ、その城の所に頼むわ。折角だから、ゆっくり見にこうぜ?デイジー。
(今日の出会いのおかげで随分と幽霊の機嫌が良い、このまま魔王国へ行くのだから暫く墓を留守にしたって元々人気が少ない問題無いだろう。コクコクと頷き少女に感謝の言葉を伝えようと「あ"っあ“ぁぁ。」暫くして幽霊が背に乗りたがりその背に立ち上がって生首を心配させたり、風圧で繋げたハーネス緩んで首が落ちそうになり軽い騒動が起きたり、宙返りで大歓喜な幽霊の呻き声と頭が落ちると絶対する生首の声が遠くまで響き渡るだろう)>退室

【最後の話し相手が蓮水のキャラ達で良かったのだろうかと思いますが、いっぱいお話が出来て楽しいかったです。李四様のおかげで2人の色んな面を引き出せました、こちらこそ本当にありがとうございました。】
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By アルシァラ
2017-12-27 23:46:12
【置きレス】

んんん。
(小脇に抱えられたまま宙吊りになり、デイジーに負けず劣らず膨れ面…という訳では無く、不安定な姿勢で吊られている所為で、妙に腹部付近が圧迫された結果の河豚顔の呻きであった。漆黒のグリフォンは嘴にて三名を纏めて摘んだまま、主の言を理解してか、果たしてそうでないのか、大きな羽ばたきで空を打ち大空へと上昇し――。其れを留めたのは他ならぬ、小さな主人の一言)
待ちや。ちと忘れ物がある。…それ、其処な…。
(橋の上の小さな蟹は、わさわさと素知らぬ顔で草糸のほつれを鋏で玩んでいたが、旋回した黒翼の齎す影に慌てて物陰へと引込もうと逃走を図る。宙ぶらりんの魔物はひょいと器用に腕を伸ばし、済んでのところで摘み上げたが、敵の襲来かと慌てふためき鋏を振り回し駄々をこねる暴れん坊を、いつまでも己が手指で構い続ける気は無論無く)
デイジーの蟹だ。落とすなかれよ、ダフニー。
ふむ、…落とされてはかなわぬな、それは少々困る。痛かろうしの。…お前の首がぽろりするのは何とのう、こう、見たくもある様な気もするが、それでは蟹が落ちるゆえ…。
(落ち着かせる先は、デュラハンの頭の上。緋色の髪の中へと押し込んだ蟹が途端に大人しくなるのは、同色系であるからであろうか。若しくは彼に随分懐いているのかもしれない。重さに関しては今とて嘴一つで全てを支えているのだ、力強い羽ばたきは一向に弱まる事無く、瞬く間に高度を上げ)
構わぬ。今宵の礼だ、適当な処で降ろそう。…私は少々用向がある故、お前達の下見には付き合えぬが其処は容赦願う。希望の場はあろうか、矢張り城が良かろうかな…。あれはなかなか目立つゆえ…。
(王城ならば国外からの観光客も多い、先ずの見物先としては無難であろうとの適当な思考であったが、無論彼らに希望があれば、其処迄送って行く事だろう。宙ぶらりんの空の旅路は、背に乗せろとの要望が出るまではそのままで、他愛の無いお喋りと共に。デイジーを喜ばせようと鷲獅子に宙返りでもさせたかもしれず――。
暫し空を行く影は、水面に大きな波紋を残し、遥かの先へ――)

>退室

【/FO気味で恐縮ですが、返信が侭ならなくなる都合がございます為、これにて失礼致します。年末のお忙しい中、丁重にお付き合い下さり誠にありがとうございました。最後にお話しできて、大変ありがたくございました。心より御礼申し上げます。】
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By ダフニー・オドウラサン
2017-12-26 22:03:22
【置きレス】

(予想外に効果があるようだな、と生首がまんざらでも無い様子の少女を観察してる間に幽霊の方は浮上する水獣に夢中で、このままだと危険だとは微塵も感じて無かったようで不意に抱えられ遠のく水獣。名残惜しそうに手を伸ばし不満げに「あ"っ!」零すがそれどころじゃ無く、両脇に少女を抱えて全速力で水の上を駆ける光景は奇異。迫り来る水獣の気配は嫌でも感じており、もう少し早くに気付いてれば逃げ切れただろう。こんな状況でさえ冷静な発言零す少女のように腹をくくれない、もう駄目かと思い怒鳴り声に近い声で)
仕方ねーだろー!!水の上で走ってんだから限度があんだよー!お前は良くてもまだ俺は沈む訳にはいかねーってのに!!チクショー!!
(せめて2人だけでも遠くへ投げ飛ばそうか、そんな考えが過ぎた瞬間、大きな影と鳴き声に驚き足が縺れるも倒れる事なく爪先は宙に浮き。何が起きたのか理解出来ぬまま段々と遠のく湖、水面に映るのは巨大なグリフォンに咥えられた自分達の姿で。ぽかんとした表情の生首を他所に幽霊の方は顔を上げ興奮してるのか驚いてるのか、かなりの大声で「あ"あ"あ"!!!」)
ーーは?
……あ、え?これアルシァラが呼んだ鳥か?……魚の次は鳥の餌にされたかと思ったぞ。いや、その前にありがとうな…助かった。あと頼むからデイジー落ち着け、この高さで俺の首が落ちたら確実に体が動かなくなってアルシァラを落とす事になる。お前は浮けるからいーだろうけど。
(少しづつだが状況を整理してどうやら助かった、そこまで理解したが危険だからと片腕に力込め動きを止めさせると幽霊は膨れっ面で。先程話してた魔王国は一度は行ってみたいと思ったのは確かで、ただ乗り物代わりに使って良いのか?とグリフォン見て次に少女へ向け)
行ってみるかな…いつかは王都から出るだろうし、下見兼ねて。けど良いのか?アルシァラの鳥…いやグリフォンか、デイジーは体重殆ど無いけど俺は重いぞ。
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By アルシァラ
2017-12-23 19:24:54
【置きレス】

ぬ、甘いものだと?お前、この私が然様なもので懐柔されると思うてか。ふふ、甘きものか、うむ。
(等と不満気に文句を述べる反面、未だ見た事の無い甘い―例えばふかっふかのパンケーキだとか、クリームとフルーツとその他諸々てんこもりのパフェ的な何か―を瞬時に夢想し、口許だけはだらしなく緩む小柄な魔物、これで某国の四天王の一であるのだから何とも。噂に関しては特に否定する要素も理由も無く、少々眉を寄せはしたが別段に口を挟む様子は無い。今は。鯨にも一角にも似た水獣が浮上するにつれ、とろむ水面はうねり大きく盛り上がるよう。只の水と異なり及ぶ圧は緩やかではあるが、大波の来る気配は確たるもの。もたもたと手足を動かし前進せんと試みる――が、それよりもひょいと抱えられるが早く)
おお、先にも思うたが、ダフニーよ、お前、存外機敏に動くものよな。ほう、これはなかなか…うむ、快適とは言えぬが愉快な。ああ、急がねば呑まれよう。…これは困った、が、沈むならばそれもまた良しか。
(大柄な割りに危機には俊敏に機動するらしい彼の反応に感心頻り。抱えられ移動するがまま、うんうんと呑気に幾度か首肯し、己とデイジーを抱えてもなお負担とならぬ様子のデュラハンに素直に感嘆しているのだが、浮上する水獣の速度も遅いとは言えない。大口を開け、一気に水上へと顔を覗かせんとする歯牙の向う、赤黒い洞穴が逃走する三つの姿を丸呑みしようと迫っていた。大地震に似た震動が湖面を大きく震わせ、ぶるぶると粘膜にも似た水が戦慄して破れ――。大波、海嘯、噎せる程の花の香。どろりと持ち上がり背後に迫る花蜜の津波に不意と影が翳した。天の一部を覆う黒々とした翼は、グリフォンの其れだ。一声虚空を劈き鳴いた鷲獅子は、ぱくりとダフニーの衣服の背端を嘴に咥え、抱える二名共に天へ攫おうと)
……魔王国なぁ…。赴いた事はあろうかな、二人とも。興味があれば運ばせようか――…。案内は出来ぬがな。
(オパールの瞳の小さな主人を水より守ろうとてか、遥か端に控えていた騎獣の機転であったが、彼が抗えば嘴は抱えられた黒外套を纏う魔のみを攫う筈。何れにせよ翳した影に怯み、水獣は大飛沫を上げ水面で大きく跳ね巨躯を翻したものの、再び水底へ沈む運びとなろうが)

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By ダフニー・オドウラサン
2017-12-22 00:15:55
(/編集設定する前に送信してしまったので、お名前ミスしたままで申し訳ありません)
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By ダフニー・オドウラサン
2017-12-22 00:13:38
【置きレス】

いやいや、それなんの拷問だよ!せめて猫缶にしてくれって!流石に鼠は腹壊すって。
あー何か悪りぃ。…後でなんか奢ってやるから元気だせ、甘いもんでも小物でも何でも。
(予想外の餌の提案に思わず片手がツッコミの動きで変更を求めたが、理由はズレてるが自覚は無く。明らかにしょんぼりとした少女の様子に反省し、よく拗ねた幽霊の機嫌を直す際に使う策を口にして。はたして効くかどうかは不明だが、少しでも元気が戻ればと考えての事で)
そりゃ肩身が狭まいっちゃ狭いぞ?俺達は魔物じゃ無いが人でも無い。多分、魔王国辺りなら自然体で過ごせるだろうけど…ヤバそうな奴等ばかりみたいな噂聞くしなぁ、実際はどうだか知らねーし会ったことも無いけど。まぁ王都も似たようなもんだが、俺は政治と興味無いし王都がどうなろうと関係ねーよ。住める場所とコイツの墓が置ける場所が有ればいいけどさ。
(仮にも妖精だが魔物っぽい印象の己が人の多い王都に住まうのは色々と面倒事も多い、しかし話に聞く魔王国は興味は有るも王都の裏面のように物騒な印象で。まさか目の前に居る少女が魔王国の者とは知らずに喋り、最後に幽霊の方へ見やれば彼女の首を触れて遊んでて)
多分そうだろうな、死ぬ直前か死んだ直後の何かが影響したのか…俺にも分からねーけど。…生前と若干違った状態で霊体なるとか初めて聞いたけどな。
(確証は無いが喋れないのは首の痣が原因である気は自分もしており、実際は心当たりがあるも口にはせず2人のやりとりを見つめるのみで。幽霊は気が済んだらしくてを引っ込めたがネックレスに視線を向けるとほんの僅かだが、ふっと口の橋が上がり上機嫌そうな声で「あ“」)
ーーん?んん?…ちょ、やべっ、アルシャラ!デイジー!なんか来るぞ?!急げっ!!
(そろそろ手足が痺れ、やや顔を下に向けると水の中に居る水獣に気づき。何となく動きを追えば浮上する気らしいと気付くと先程まで生まれたての子鹿のような不安定さだったが2人の元へ駆け出す姿はアメンボのようにスムーズに移動し、さっさと離れるぞ!と付け加えると立ち上がり慣れた様子でデイジーを片腕に抱えると反対側の腕を少女の方へ腕を伸ばし上手くいったなら同じように抱え、または半ば引き摺る形で地上にいる時と変わらぬ速度で蜜の水の上を駆けて)
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By アルシァラ
2017-12-18 23:48:00
【置きレス】

餌は、鼠で良いのか。な、腹…、腹が…?ぬ、然様か…。
(にやにや笑う得体の知れないチェシャにしては彼は真面目過ぎる気もするが、そうなればなったで興味深い。但し、猫であるからには食事は鼠と相場が決まっている。それもエデンのふてぶてしく凶暴な、子牛程ある巨大な鼠だ。手ずから口に運ぶ光景をシュミレーションしてみるが、彼の口には少々大き過ぎる気もし、半ば真面目に、半ば緩い揶揄を絡めて伺いを立て。ペンギンといえば、飛ぶは不得手であっても泳ぎの得手な鳥であると記憶していたが、水泳の素質が少しはあろうと見立てられた、…訳では全く無いらしい。少なからずショックを受け、搖蕩う水面の上で僅か仰け反り。確かに腹ばい状態ではあるが、――腹か。さすさすと己の腹をさする表情には覇気のはの字も無く、しょんぼりと)
彼の地では聊か過ごしにくくはあるまいか、お前達の様なものは。否、住めば都だとか言うもの。お前達にとっては、居心地の良き地であるのであろうな。…死を予言する妖精であるとか。相違無いか。
(自らをエデンに身を寄せる者とは告げる気はせず、併しながら凡そ人間達に好かれ易い存在では無かろう故に、彼らの定住する地の事を想う。懸命にとろみの水上でぷるぷるしている様子は、血を顔に浴びせかけるなどの伝承とは程遠い風情にも見えるものだが――。余計な力を抜いた方が楽なのではなかろうか、との提言は口にせずに置こう、なかなか愉快で愛らしくも思われる見物であるから)
あ、こら、デイジー、擽ったい。ほう…、痣?そうなのかえ。…もしや此れが所為で声を明瞭に出せぬのかと…。然れば癒えぬものか。生前の痕跡では無いのだな、…死後のもの、か…?斯様な、事もあるものか。…これは、愛らしいものだの。誰ぞかからの贈り物かな、良う似合うておる。
(不可思議気な彼女に触れられ擽られた心地の首を、小さく竦め。幾度か撫で拭おうとも痣は癒えることも、消える様子も無く、そっと指を離すが、離れ際に首許を飾る金花の首飾を微かに掠めよう。水中では坩堝を掻き回す水獣が、徐々に浮上するかにゆったりと旋回している――まるで此方へ浮上しようと向って来ているかの如き動きで――)
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By ダフニー・オドウラサン
2017-12-17 15:35:10
【置きレス】

童話に出てくる生首猫みたいな存在に化しそうだな…餌くれんなら猫でもいーけどさ。
(相変わらず重い身を支える手足は沈まないよう踏ん張りプルプルと震え、ふと思い浮かべるは不思議な国に住まう猫。最後まで世話してくれるなら、それも良いかと考えて。つい溢れたペンギンの意味は小さな姿で水の上に寝そべる姿が可愛く、ちょっと近い気がしたからだが、これ以上は誤解招きかねないし無かった事にしようと)
あー…ほらペンギンって腹で滑る事もあったから似てるような……いや、やっぱり忘れてくれ。
面倒だけど固定しないと魔物と勘違いされんだよ、デュラハンは妖精の一種なのにさ。俺の仕事先が王都だからさー。ーーあぁ、甘いものそんなに好きじゃねーんだよ。そっちは気に入ったか?…そう言えばデイジーは激甘党だったけな。
(相変わらず飲み続ける幽霊の姿を横目で見て生前の味覚は薄れて無いのだろう、気に入った様子で水を手で触れ弄ってる幽霊の首元が露わになれば目を細め。一方の幽霊は聞かれた問いの意味を理解しなかったのか、どれの事だ?とばかりに首に指を這わせてみたり、ろくに映らない水面に顎を外らせ首を見てみるも分からず不思議そうな雰囲気で少女に視線戻せば「あ"あぁ?」と漏らしてから、何と無く自分も同じように彼女の首元に手を伸ばし。そのやり取りを頬杖した状態で眺めてたが不意に口を開いて)
それは痣だよ、ただデイジーが認識してるかは分かんねぇーけど。隠すかって聞いたら、よく分からない様子って顔したし。…埋葬した時は無かったんだけどな。
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By アルシァラ
2017-12-14 00:05:42
【置きレス】

ほう…、成程。では頭が眠れば身体も眠る、とてか。む、然様な事はあるまい。頭のみとなろうとも、それはそれで良きものでは無いか?こう…、猫、…にしては聊か柔らかさが足らぬか。
(消えた方がマシだなどと、勿体無いと言わんばかりに眉を寄せ、手振りで描く丸みの物体。先程膝に抱えたり置いたりなどした感覚は悪く無かった、と伝えたいようだが、矢張り猫扱い寄りであるらしい。何しろ大きさ具合からしても、等と続け掛けた言葉を切り、己と同じく柔らかな水面の上へ寝そべる、すぐ傍らのデイジーの仕草を興味深気に眺めた。何しろ水泳は得手ではない。得手では無いが、直ぐに沈む心配の無いこの泥濘の水上ならばその真似事も可能であるやも知れないと、彼女を摸て俯し、脚をぱたぱたとさせてみる。ついでに腕もぱたぱた。さて、泳術とは斯様なものか、と口に出さずに得心していたところで聴こえたのは)
ぺ、ぺんぎん…?
…難儀だの…と言うては無礼か。お前達、首無しの種は、そうして頭を安定させるものもあるのだな。何、支障なかろう。底の方はもう少うし甘いのやもしれぬ、花の甘蜜と、清かな露の香のする…、ダフニーは、先程少々口にしたのであったな。お前の口には合わなんだか。
(褒められているのか如何か分らぬままに反芻し、難しい顔付でハーネスで頭を固定する様子を見学。自在に付いたり離れたり、という事では、少なくとも彼の場合は無いらしい。とろりとした花露は水獣と魚達とに掻き混ぜられ、花弁も、沈んだ幾つもの生命も、諸々入り混じってはいるのだろうが、――否、であるからこそ、か、舌の上に覚える味と香は蜜に似て甘く蕩然と溶ける。デイジーは口に合ったのだろうか。遠慮無く無邪気に咽喉を潤している様子の彼女へそっと腕を差し伸べ、首許に少し掛かる髪と雫を払って拭い。訊ねるのは明確に確かめられた奇妙な首許の痕跡。果たして傷であるのか、単なる痣か)
デイジー、此れは、…痛まぬのか。
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By ダフニー・オドウラサン
2017-12-11 23:11:58
【置きレス】

よく言われるけど、頭が死ねば自動的に体も死ぬぞ。頭がコントロールタワーみたいなもんだからな…体が死んでも頭は生き残るだろうけど、そんな状態で生き残るくらいなら消えた方がマシだがな。おっ、蟹もしぶといな。
ーーおーい、大丈夫かー?デイジーも飛び跳ねてないでアルシァラを助けろっての。
(着物の袖でゴシゴシと顔を拭い、髪の間から鋏を覗かせる蟹を指で突いてから頭部を橋に置き。少女の動きを目で追い立つのが容易でない事は見て取れる、幽霊の方は体重が無いから沈む様子はない。手を貸せよ、との仕草に幽霊が少女の方へ視線を向けたと同時に名を呼ばれ「あ"?…あ"ー」不思議そう雰囲気だったが摺り足で歩み寄ると水底に興味を持ったらしく、いそいそと彼女と同じうつ伏せになると伸ばした足をパタパタ揺らして。そんな2人の姿を見てポツリと)
ーーーペンギンみたいだな。
ん、あぁ。ちょっと待て、離したままだと頭だけ沈むから繋げてから行く。……よし、俺も乗るから気を付けろよー?
(彼女からの誘いに直ぐに答えず悩み、また頭部が沈むのは困るが水底を見る機会は滅多にない事。袖から仕舞ってたハーネスを取り出し至る箇所を留めた特殊なデザインだが一見すると首が繋がってるような外見に、正確には首の上に頭部を置いただけだが離れた状態で水面這うより大分良いだろうと。湖の上に踏み込むと不安定な足場にプルプルと震えながら四つん這いの姿勢で側に寄り、1番体重がある為に沈まぬよう手足を広げ自分もうつ伏せになり水底を眺め。不意に顔を上げれば湖の水を舐めてる少女と真似して掌で掬った水をがぶ飲みする幽霊の光景に少し間を置き、少女達の好奇心は凄いな、と感じて)
うぉう…戻るのが大変そうだな。
ーーへぇ、面白い眺めだな。…なぁアルシァラ、ここは綺麗だと思うが湖の水を飲んで平気か?デイジーは飲み過ぎだっつーの。花蜜みたいな味でもするのか?
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