醤油のことを「紫」とも呼ぶ。そう呼ぶようになったのは江戸時代に入ってからである。
それは醤油の色が紫色に近いことによるが、江戸時代に紫が江戸を代表する色、
いわば江戸のシンボルカラーであったことも影響しているといわれている。
江戸時代に入って江戸で盛んに紫が染めだされ、それは江戸紫として
有名になった。京を代表する鹿子(鹿子絞り)との対比で、「江戸紫に京鹿子」などといわれた。
そうした状況のなかで、醤油が紫色に近いことから「紫」と呼ばれるようになったと考えられている。
[グループ][ナビ]
[管理]
無料HPエムペ!