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「……は?」

「駿先輩はいい人だもんっ!も…行きましょう」

「遙香がそういうなら行くが…山園彰鬼、そういうことだ。俺の遙香に手を出すなよ」


 それだけ注意をし、2人は彰鬼を置いて歩いていってしまった。久しぶりに見れた遙香なのに男を連れていて、しかも軽蔑の目で見られた。その場からしばらく動けないほど、ショックは大きかった。



▼彰鬼side

……嘘、だろ?
あの遙香がアイツと付き合ってる?

ありえねぇだろ。


誰もがとろけそうな笑顔は俺じゃなくアイツに向けられてた。時が経てば、なんてそんなことありゃしねぇ…。


「勘弁してくれよ…」


やっぱ戻れねぇのか…?



▼狛璃side

ハルともう3週間も会ってないや。どうしてるかな、ご飯食べれてるかな。

……泣いてないかな…。


──バタン


「………彰?」


出かけたはずの彰が帰ってきた。何があったのか聞いても答えはないけど、荒れてるのは確か。





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あきゅろす。
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