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自分の衣服を脱ぎ落とし、ヅラの寝巻を開き体を重ねる。
熱を持った体は、外気に晒されるとふるふると震え、嗜虐心を駆り立てられる。
胸の自己主張している突起に吸い付き、いじわるく歯をたててやる。
「つっ!銀、時、痛いっ」
「こういうほうが好きなんじゃねぇの?だってさっきより、もっとたってるぜ。ほら、ここも」
つ、と下肢に手をやり、より熱を溜めている部分を引っ掻くようになぞれば、ビクリと体が揺れる。
「くっ‥‥もう、お前の好きにしろっ」
優しくなんてしてやんねぇよ。
俺は誰かさんのかわりなだけだろ?
キスもしねぇ。
ただ、欲望を果たすだけ。
それで、いいんだろ、小太郎。
乳首をキュッとつねり、首筋に舌を這わせる。
胸に、腹に、ヘソの周りをくるりと舌でなぞり、蜜が溢れている欲望を、裏筋からアイスキャンディーのようにペロリと舐め上げる。
「あっ‥‥ま、待て」
「なに」
「汗、かいてるから汚いっ。そんなことはしなくてもいい」
「はっ、今更だろ。汗出すためにヤんだろ?それに‥‥‥汚くなんかねぇよ」
んなこと思ってたら最初っからやってねぇっつうの。
ゆっくりしてたらまた何か言いそうだから、口の中にすっぽりと銜え込み上下に擦る。
先の窪みをジュッと吸えばビクリと背中が反った。
「ん、あッ、銀時、もう出るから、離せッ」
「出せよ」
そういい、全体を吸い上げるとあっけないほどに簡単にはてた。
ビクビクと痙攣しながら吐き出している精を口で受け止めながら、愛しさを感じる。
コクリと飲み干し、感情とは別の言葉をぶつけてしまう。
「やけに早いな。欲求不満?」
嘲るようにいうと、眉を寄せてこちらをチラと見るだけ。
「でもこれで終わりなわけじゃないからね。病人だからって銀さん、手加減しないよ。俺もちゃんと気持ちよくしてもらわないとね」
何だろう。
今日のヅラは俺の神経を逆なでさせる。
この部屋に足を向けた時はこんなつもりではなかったのに。
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