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「アマ―ン」
「おっ?どうした、赤西」
「今日の撮影、亀としたいんだけど…いいかな?」
「おう。別に構わないけど、赤西が亀ちゃんとしたいって言うの珍しいね。」
「ぇ…っ俺もそういうときだってあるんですぅ〜」
「(笑)っはいはい」
「んじゃそうゆうことなんでっ。あっ、なかまぁ…」
「中丸だから!!忘れんな!で?何?」
「今日の撮影お前上田にかわったからっ」
「あぁ〜わかったぁ。」
「あぁれっ?中丸にしちゃ引き下がるの早くね?」
「そーゆーときもあるってぇ!上田ぁ〜。」
そういって中丸は上田の方に走ってった。
「「「「「「お疲れ様でしたぁ〜」」」」」」
「亀〜!一緒に帰ろう♪」
「?」
中丸が一緒に帰ろうと亀を誘ってた。
「あぁ‥中丸ごめん(笑);;先約入ってて…」
振り払ったあの時から、亀は中丸をビビってる。
「えっ誰誰!?」
「ワリィ、俺♪」
「ぇえ〜!赤西かよっ」
「俺じゃダメなのかょ(笑);;亀っ。帰ろっ(笑)」
「ぅん。っごめんね;;」
そう言って俺達はスタジオを後にした。
―2番線に電車がまいります…
亀はさっきから黙ったまんまで、自分のネックレスをキュッて握ってる。
「亀、大丈夫?」
「…大丈夫っ‥」
「乗ろっか…」
「っ…ぅん。」
電車の中は結構混んでて、とりあえず亀を壁の方まで誘導させて壁に背を向けさせた。
それで俺が亀の前に立ってる状態。
「ちょっと混んでんなぁ〜;;亀大丈夫?」
「仁がいるからっ大丈夫」
「えっ?っあ、ぁあ‥;;」
何勘違いしてんの俺。
俺がバリケードだからってだけのことで
別に深い意味ねぇっつの。
ってか先ずそんなこと考えちゃってる自分にびっくりだし。
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