page2/8 「アマ―ン」 「おっ?どうした、赤西」 「今日の撮影、亀としたいんだけど…いいかな?」 「おう。別に構わないけど、赤西が亀ちゃんとしたいって言うの珍しいね。」 「ぇ…っ俺もそういうときだってあるんですぅ〜」 「(笑)っはいはい」 「んじゃそうゆうことなんでっ。あっ、なかまぁ…」 「中丸だから!!忘れんな!で?何?」 「今日の撮影お前上田にかわったからっ」 「あぁ〜わかったぁ。」 「あぁれっ?中丸にしちゃ引き下がるの早くね?」 「そーゆーときもあるってぇ!上田ぁ〜。」 そういって中丸は上田の方に走ってった。 「「「「「「お疲れ様でしたぁ〜」」」」」」 「亀〜!一緒に帰ろう♪」 「?」 中丸が一緒に帰ろうと亀を誘ってた。 「あぁ‥中丸ごめん(笑);;先約入ってて…」 振り払ったあの時から、亀は中丸をビビってる。 「えっ誰誰!?」 「ワリィ、俺♪」 「ぇえ〜!赤西かよっ」 「俺じゃダメなのかょ(笑);;亀っ。帰ろっ(笑)」 「ぅん。っごめんね;;」 そう言って俺達はスタジオを後にした。 ―2番線に電車がまいります… 亀はさっきから黙ったまんまで、自分のネックレスをキュッて握ってる。 「亀、大丈夫?」 「…大丈夫っ‥」 「乗ろっか…」 「っ…ぅん。」 電車の中は結構混んでて、とりあえず亀を壁の方まで誘導させて壁に背を向けさせた。 それで俺が亀の前に立ってる状態。 「ちょっと混んでんなぁ〜;;亀大丈夫?」 「仁がいるからっ大丈夫」 「えっ?っあ、ぁあ‥;;」 何勘違いしてんの俺。 俺がバリケードだからってだけのことで 別に深い意味ねぇっつの。 ってか先ずそんなこと考えちゃってる自分にびっくりだし。 . [*前へ][次へ#] |