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大きさを語る/full cast



某ひまわり町…―
そこのとあるビル内で共通点を持つ男達による重要機密な会議が開催された。



「皆さん、こんにちは。」

『こんにちは!』

「“YA会”の司会をさせていただきます、浅井宏紀と申します。今日皆様方にお集まりいただいたのは他でもありません。某ヨルヒフード管理人からの執拗な命令によるものです。」

『おぉ…―、』



先備えとして立ち上がった男の名は浅井宏紀、27歳。
今回(嫁=Y、愛してる=A)の司会、兼ヨルヒフード鰍フ宣伝本部長である。その強靭な身体を隠すようきっちりと着こなされているスーツ、男らしい顔立ちが光る…―

ヨルヒフード管理人の推しメンである(笑)



「では、今日の本題はコチラ!『誰のが1番デカいのかグランプリ!』です!」

『なっ、なんと…?!』



ざわつく会場を抑えようとする司会者、浅井宏紀。

以下、誰が何を喋っているのか分からないので会話文前に名前の頭文字を挿入させていただこう。



浅「では、議論して下さい!」

榊「いやっ!議論して下さいじゃねぇよっ!!ってか誰だよこの会の主催者!どうかしてんじゃねぇのか?」

浅「榊クン、静粛に!」



机に足を乗せ偉そうな態度を取る男の名は榊一流、24歳。ヨルヒ工業の社員で、ある中学生被害者のストーカー、レイプ、さらに窃盗をした経験がある要注意人物である。

榊は不満そうな顔でポケットからタバコを取り出し、隣に座る男と相槌を打っていた。



西「…確かに、くだらないな。そもそもペ●スが大きいからなんだと言うのだ?」

榊「だろぉ、オッサン?こん中じゃあよ、1番若いのは俺なんだから比べなくても俺が1番ビンビンだっつーの!」

西「…はて、それは聞き捨てならないな。榊クン、」



冷静な表情で淡々と話す男の名は西大路道貴、41歳。有名高級ホテル『ウエストプリンスホテル』の社長で総資産額は40億に登るとも言われている成功者である。

榊が1番若いから自分が大きいと言ったことに腹を立てた西大路は話しを続けた。



西「そもそも、若いから勃起しやすいわけではないのだよ、榊クン。歳に関わらず愛してる人が目の前に居たら胸がドキドキする…―それが良いセックスに繋がるのだから。」

榊「んっー…、」

朝「いや、でも西大路さんのおっしゃる通りだと思いますよ。私も今年50を迎えたのですが、好きな人のおかげで身体は元気でいますから。」



優しい話し方とふんわりとした雰囲気を持つ男の名は朝比奈恭臣、50歳。有名食品会社ヨルヒフードの二番手で英語はもちろん。フランス語、イタリア語、ドイツ語など多国語を操ることが出来るエリートビジネスマンである。

どちらかと言えば年を取っているダンディズム溢れる西大路と朝比奈。二人一緒に大きく頷き、議論を進めた。



時「本題に戻させてもらいますが、今この場でモノを比べるのが手っ取り早い方法だと私は思います。」

皆「この場で…ですか?」

時「はい、もちろんです。主催者の方が望んでいるのならやるしかないでしょう?」



突然本題に戻り衝撃的なことを言いだした男の名は時枝欣嗣、34歳。ドーフ・ヒルヨ退社後、ヨルヒフードに勤めた人間味のある男である。

それに驚いた男の名は皆瀬春彦、27歳。ウエステリアカンパニー社長秘書、真面目な眼差しと威圧感溢れるオールバックが特徴的な男である。



時枝の提案に驚き、絶句したYA会のメンバーだったが、指令は絶対のため一つしかない方法で立証することにした。









一人ひとり改竄出来ないよう特別召集された西大路の秘書、國谷恵一がメジャーを持って図り回る。

因みに今回は根元から亀頭の先までの長さで審査される。さらに、別室で控えている“YA会、被害者の会”のメンバー(受け子達)に審査内容は全て報告されることになっているのだ。



榊「良い大人がチン●ぶら下げて何やってんだかな、」

皆「確かに。」

時「これが唯一の方法ですからね、仕方ないでしょう。」

西「だが、こんな辱めは嫌だな。」

朝「でも、ちょっとワクワクしますよね。」

浅「朝比奈常務はさすがですね。俺、もうこの時点で恥ずかしいです。」



浅井の言うこの時点とは真剣な眼差しでメジャーの目盛りを見る國谷の視線である。

確かに仕事上しかたないことなのだが、國谷もどうやら笑いをこらえるのに必死そうだ。



國「以上で終了です。」

榊「よかったあ、」

朝「後は結果を待つだけですね、楽しみだなぁ。」



別室に移動した國谷を見送ったYA会のメンバーは安心したのか各々(オノオノ)席について一服していた。

結果的に誰が大きいなんてどうでも良い彼らは今日、どんなプレイで彼としようか…―ということしか考えていなかった。









桜「浅井さんっ、一位おめでとうございます…(苦笑)」

浅「ありがとう、桜庭!まあ、当たり前だな。この中じゃ1番背が高いのは俺だし、ヨルヒフードの管理人からも好かれてるもんな。」←



皆「どこも微妙な差ですが二位は嬉しいです。」

六「皆瀬ッ、よくやったなぁ!!さすが俺様のパートナーだッ!」



朝「ほぼ真ん中か…まぁ、微妙だけどいいかな。いろんな発見が出来たしね。」

翼「さすが、おじさん。心が広いなぁ…///」



野「んぅうっ、とちえだしゃんおめでと!」

時「あ、あぁ…ありがとう野々宮。(内心あまり嬉しくない)」



奈「まぁ、大きさは関係ないですよ…道貴さん、」

西「うむっ、しかしビリから二番目とは納得いかないな。國谷の奴…少しは改竄してるかと思ったのだがな、」



5組が結果について語る中、1番納得いっていない人がひとり…―



榊「ふざけんなっ!勃●した時の長さ計れよ!こんなんじゃ俺が1番チン●ちっちぇみたいで恥ずかしいじゃんか!!」

真「い、一流さんっ…まぁまあ落ち着いて、」

榊「いいか?今から●起したトコ見せてやるからっ。確実に俺のが1番だ!真尋、舐めろ!」

真「バ、バカじゃないの!?だれが善人の前でそんなことするかぁっ!!」

『あはははっ!!!』



ワイワイと盛り上がった今日の議題。主催者は何を考えているのやら…。

次回はまた違う場所、違う議題で開催を予定しています。もしかしたら今も…またどこかの会議室で執り行われるかもしれませんね。





[*Ret][Nex#]
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あきゅろす。
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