どう足掻いても君の視線からは逃げられない。
★バカップル。
砂吐く甘さで逝きます。
「ねえ、シズちゃん」
「なんだよ」
「ちゅーしたい」
「……、」
「駄目?」
「…いや」
いやいや、いきなりのお願い可愛いな畜生。
いや、そこじゃなくて、だ。
どうした、いきなり。
何かしたか?いやしてない。
ただ臨也のが俺の足の間に座って凭れ掛かってテレビを見ているだけだ。
「最近ちゅーしてないな、と思ってね」
いやもうどんな手前でもかわいいと言える自信はあるが、今のは殺し文句だろ。
ニヤニヤとしだした口元を隠しながら俺は咳をした。
やばい。マジでかわいいわ。
「ね、」
手前限定で馬鹿になってる。うん。
キスの意味は、食べたいほどの愛情の現れである。
まあ、カニバリズムの趣味はねえけど。
手前なら、なんでもいい。
(恋は盲目だと上手く言ったものだ)
100420
短い。ただ臨也にちゅーと言わせたかった←
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