異世界の姫君 ノアの長女 何で此処にロードいるの!? 「アハハッ!!久しぶりだね、唯!!」 「ロード!!何であんたが此処にいんのよ!」 「 忘れたの唯?僕は夢のノアだよ?」 「…!!!そう言うこと… じゃあさっき見た仲間達は全部あんたが見せた幻だったのね!!」 「そう言うこと♪」 私が幻で出来た仲間を何度も呼んで、返事がなくて泣き崩れるのを見て、さぞ愉快だったでしょうね! しかも、あの偽物の私は多分ロードだったのだろう 相変わらず趣味が悪い! ロードはノアの長子 夢のメモリーを受け継いでいて 異空間移動や他人の夢にも入る事が出来たり、自分の夢の世界に連れ込む事が出来る 今いる此処は私の夢の世界か、ロードの夢の世界なのだ どっちでもいいが… まぁ、丁度良かったかも知れない ロードに聞きたい事があったから 「此処は何処なの…」 「 唯の夢の中♪」 「 違う!…私が今いる所! 私あんな所見たことない!日本人が普通にいる所なんて… 日本は千年伯爵が占拠して、人口のほとんどはAKUMAで日本人は生きていないはず!なのに何で日本人がいるの!?」 「 アッハハハハッ!!!分かんないの、唯?」 「 分かったら、ロードに聞くわけないでしょ!敵なんだから!」 「う〜ん。それもそうだね♪」 「 どうやって此処に跳ばされたかも、私は..分からないの..」 あっという間で何が、おきて どうやって、此処にいるのか分からない。 伯爵が私を何処に跳ばしたなんて分かるわけない。 「ふふ♪じゃあ特別に僕が唯に 教えてあげるよ♪」 「本当!?」 「但し、僕が教えた事 ティッキーや千年公には内緒だよぉ♪ あっ!でも、 ………もう会うことはないかな?」 「 !?どう言うこと..?」 ロードは空中をまるで道があるかのように歩きながら、私の方を見て面白そうな顔をしていた。 「ねぇ、唯… 別の世界が有るって信じる?」 [*前へ][次へ#] [戻る] |