[携帯モード] [URL送信]
*


「さっきの、タークスだよな」
「うん」
「いつ、知り合ったんだよ」
「この前…ザックスが、バノーラに任務で居なかった日あたり」

ザックスはゆっくりと、リビングの入口から、ナマエのソファへと移動した。

「何で、アイツ今日此処にいたんだ?」
「オーダーしてあったソルジャー服を届けにきてくれたらしくて」

ザックスは疑うような視線で、そんな質問をしてくる。
まるで痛みのない拷問。
ナマエはそれに耐えられなくなり、ザックスを睨みあげた。

「何よ」
「何って?」
「何でそんな疑うような目、してんの」
「しちゃ悪いか」
「あぁ悪い。すっごく悪い」

ナマエはザックスから目をそらした。

「こっちが聞きてぇよ…ッ!!」

ザックスは思わず大声をだした。
ナマエはビクッと肩を揺らす。

「俺は来なかった方が良かったか…あのタークスと一緒に居たかったんだろ?俺は邪魔だったんだろ!?」
「え…な、ザックス?」




[*前へ][次へ#]

9/13ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!