* 「さっきの、タークスだよな」 「うん」 「いつ、知り合ったんだよ」 「この前…ザックスが、バノーラに任務で居なかった日あたり」 ザックスはゆっくりと、リビングの入口から、ナマエのソファへと移動した。 「何で、アイツ今日此処にいたんだ?」 「オーダーしてあったソルジャー服を届けにきてくれたらしくて」 ザックスは疑うような視線で、そんな質問をしてくる。 まるで痛みのない拷問。 ナマエはそれに耐えられなくなり、ザックスを睨みあげた。 「何よ」 「何って?」 「何でそんな疑うような目、してんの」 「しちゃ悪いか」 「あぁ悪い。すっごく悪い」 ナマエはザックスから目をそらした。 「こっちが聞きてぇよ…ッ!!」 ザックスは思わず大声をだした。 ナマエはビクッと肩を揺らす。 「俺は来なかった方が良かったか…あのタークスと一緒に居たかったんだろ?俺は邪魔だったんだろ!?」 「え…な、ザックス?」 [*前へ][次へ#] [戻る] |