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・13/04/06 自警団詰め所 encounter:ギルバート/ジル/ワイゼット/ユベルティ
黒竜の自警団員さん、ギル君は私の事を調べていたみたい。生憎スリーサイズは載ってないよ、ざんねん。

この街での互いの共通の知り合いは沢山居た。それらの殆どは私が殺そうとした相手、ともなると何とも言えない心境ではあるんだけれども。なんともなぁ。
流石にチャーハン大失敗したの見られたら怒る。けれど、意外と同じ様な感じだった、ギル君は。味噌汁とチャーハン失敗したみたいだし。意外と気が合う。初ちゅーは相棒、と。メモメモ。

それしにてもこの街に来てたんだ。ギル君とも仲良くしてるらしくておねーちゃんは安心です。

わんちゃんさんも来た。Aには夢が詰まってる、って、浅い夢でしかないよーっ。あと、多分Bあるよ!うん、多分、だけど。うん。あればいいな。
わんちゃんさんと初めて会った時は赤禍ツとして、だ。その時にエルフの自警団員、フィリスト=レガリスの心臓を撃ち抜いた。わんちゃんさん、いや、ワイゼット自警団員と交戦し、そしてネイヴェル自警団員が即座に治療班を呼び出して。早急かつ高度な術式治療にてその自警団員は、一命を取り留めた。けれど、それは本来自らが死ぬかもしれなかったという憎悪に変わったのだろうと、思う。だからこそ殺害許可とまで進展して。ギル君も言っていた、逆恨み、とも。そうされるべき理由はある。仕方の無い事だと思う。
ギル君としては公私混同で、自警団としてはやっちゃいけない事だという言葉を。そしてあの時も、公私混同としてサラ自警団員が止めたのだ。

死んだら全てが終わってしまう。ギル君が言うとはね、神父さまに言われたのと、全く同じ言葉。
生かされている私がここにいる。生きて、罪を償わなければならない。

とっても懐かしい姿が見えた。私が、最小の釣り針と認める相手。それでも本当に力になってくれた。感謝しているんだ、これでも。元気にやってるようで。

大切な人は皆居なくなった。けれどこの街に来て、大好きな人がいっぱい増えたんだ。
心配してる、か。大丈夫。私はまだここにいるよ。


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