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其の弐
11.
だいすきなの、それだけ。
12.
幾らでも泣いて良い、いつでも傍で受け止めるから。
13.
きみが誰よりまぶしいのは、きっと太陽にさえ愛されているから。
14.
容易く浸食される貴方の温度、触れた先から甘い毒。
15.
たとえばそれは、愛のぬくもりに似て。
16.
生まれて来てくれて、今日まで生きていてくれて、ありがとう。
17.
忘れられない日が、またひとつ増えた。
18.
忘れないでいて、振り返るのも立ち止まるのも、弱いことなんかじゃない。
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