作者でも分かるとまと同人誌情報コーナー
幕間第二十六巻経過報告:03(サンプルあり)(2014/10/12)
古鉄≪というわけで、幕間第二十六巻の経過報告です。……ほぼ仕上がりました。まだラストバトルができてませんが≫
恭文「リマスター枠も仕上がったしねぇ。でもどうしよう、今回は本編リマスター載せるけど……導入部って事にして、次回からはやっぱ書き下ろしにした方が」
古鉄≪そこも悩みつつ、まずこちらをどうぞ≫
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「それは」
言葉を遮るように、アルトで右薙一閃。防御されるのも構わず踏み込みながら連撃。
おっちゃんは全てを的確に防御し、今放った刺突を左に回避。顔面へ打ち込まれた左ストレートを伏せて避け、身を折りながら右足を上げる。
そのままカンフー映画の如く、おっちゃんの顔面に右足底を叩きつけ怯ませた。
すぐに体勢を戻し、もう一度刺突。今度は両腕でガードされるものの、強引に押し込んで後ずらせた。
「秘密だ」
……コイツの腕、おかしい。手ごたえが金属だ。また踏み込んでから、襲ってきた左右のワンツーをスライド移動でかわす。
そのまま右薙一閃……でも胴体部もやっぱり金属的。念のためにブレイクハウトを発動。
ただしあくまでも相手の身体の状態を知るために使う。……やっぱり。腕全体が機械なんだ。
いや、腕だけじゃない。コイツ身体の九十八パーセント(当社比)が機械だ。生身の部分がほとんどない。サイボーグの類かい。
そのままおっちゃんと交差し、右手でアルトを一回転。まずはステージを変える。
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恭文「メルとま冒頭ですね。同人版を買っていただいた方は分かると思いますが、戦闘シーンは若干手直し」
古鉄≪いつものアレです、温かく見守ってあげてください≫
(それでもドキたま/だっしゅ〜じゃんぷみたいに、戦闘シーン全てというわけじゃありませんけど)
恭文「そっちは僕が魔法使えなくなったから、流れはともかく魔法描写削るためにもほぼ書き直しだったものね」
古鉄≪そしてメルとまですが、分量などを最新フォーマットに切り替えた結果……話数が増えそうです≫
恭文「……現に一話増えてるものね、この段階で。続いてはこちらー」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「聖杯、僕に取らせてもらえませんか」
「ヤスフミ……理由は」
「アインツベルン本家が非を認めない以上、戦争停止や聖杯解体は困難。でもアイリさん達は下手に触れたくない。
だから外部の僕が聖杯に触れて、その中身を確かめる。問題がなければ約束した通り、アインツベルンに譲渡する」
「問題があっても、あなた一人の犠牲で済む」
「えぇ。もちろんアイリさん達が、命を捨てて無駄骨するつもりなら……止めませんけど」
片手でお手上げしながらそう言うと、アイリさんはやや厳しい視線で僕を見始める。
でも僕が本気だと分かって……いや、分かっているからこそ視線はより厳しくなった。
「確かにそれなら……元々あなたは外部協力者で、アインツベルン派。あなたの勝利も元々約束していた事に一致する。でも」
「じゃあ一つ付け加えましょ。僕とキャスター、アサシンは王様の宝具を見ました。あのギュウタロス以外で、もう一つあったんですよ」
「恭文様、そこは私が」
「アサシン?」
「暗殺者足るもの、目はいいので」
なるほど、英霊だから僕よりも詳しく評価できると。なら任せると、笑顔で頷いた。
「ありがとうございます。……王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)は評価規格外の大軍宝具です。
固有結界を発動し、英霊化した臣下を結界内に招集。その結果逃げ場もない場所で、師団などという表現も生ぬるい数の英霊に襲われます。
その中には単独で騎士王やランサーとも打ち合える、名のある英霊も多数存在していました」
「臣下を……英霊師団を招集!? そんな馬鹿な! それに、征服王は王様であって魔術師ではなくてよ!」
「だからこそ評価規格外なのです。そして征服王はこう仰っておられました。固有結界内部の風景は、自分と臣下達の心象風景と。
恐らくあの結界は発動さえしてしまえば、英霊達の貯蔵魔力を用い長時間持続します。固有結界とするなら異常なほど」
アサシンの説明に、さすがのアイリさんも言葉に詰まる。本来敵なはずのソラウさんにまで、視線を送って『どうすれば』と問うばかり。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「はい、こちらは幕間本編です。先日の経過報告でも言いましたけど、Fate/Zero編も今回で完結」
古鉄≪そして数ある愉悦が……愉悦が≫
(ストフリノロウサ、にやり)
恭文「まぁ出せるのはこれくらいなんだけど……ほら、ラスト近いとネタバレが多くて」
(大事です)
恭文「そうそう、昨日のFate/stay night見たよー。今回は士郎視点」
古鉄≪そしてやっぱり人外戦闘をかます、セイバーさんとランサーさん。
でもあれですよね、Fate/Zeroはあくまでも外伝で、作者も虚淵玄さんと違うんですけど≫
恭文「繋がり感じちゃうのが楽しかったなぁ。アヴァロンが縁となって、セイバーが呼ばれるイメージもあったし」
古鉄≪そして実況でテンションがMAXだった奈須きのこさん……でも桜さんにあって、凛さんにないものは残酷な。あなたは大好きですけど≫
恭文「なにが!?」
古鉄≪桜さんにあるものですよ。食い入るように見てましたよね≫
恭文「見てないよ!」
(そしてその横で、もじもじとしながら胸を撫でる閃光の女神がいたとか。
そうそう、それはそうと……この曲がかかる口がやたら動くMAD、面白いですよね。
本日のED:HOME MADE 家族『少年ハート』)
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