宮川学園
7
陸Side
キーンコーンカーンコーン
1時間目が終わる合図のチャイムがなった。
その時間、咲哉はサボっていてため教室には戻って来なかった。
「………咲哉………戻って来ないね……どうしたんだろ………?」
「確かにな。いつもサボる時は5分くらい前には適当な理由つけて戻って来るんだけどな」
陸と来莉がそう話していると携帯をいじりながら凪がこっちに来た
多分咲哉にメールをしているのだろう。
「メール返信来なーい…30分くらい前にメールしたんだけど…」
凪がそういうと二人はますます顔をしかめた。
咲哉はどちらかといえばメールはすぐに返す方なので30分も返信がないと少々心配になってくる。
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