宮川学園 ページ:3 「あれ、親衛隊か……?」 「……多分ね。」 咲哉がそういうと凪は明らかに苦い表情で答えた 「でもさ、何でこんな朝早くからいるわけ?親衛隊は」 「……多分、毎年あそこで……会長…と風紀委員長が………挨拶するから…じゃないかな……?」 「あぁ、成る程ね。」 来莉がそういうと陸は納得したように頷いた しかしたかだか挨拶のためにここまでするか?……と、四人はひそかに思う 「じゃあもう行くかー。」 「…あっ…咲哉、後ろ」 「ーーーーーはっ……?うわっ!」 来莉がそういうと咲哉は何かに腕を引っ張られる感覚があった 咲哉は驚いたが引っ張る力が強くて後ろによろめいた。 「ったく…あんたさ、ホントに危なっかしいな」 「お前が引っ張るからだろうが?!何の用だよ」 「用?んなもんねーけど?」 引っ張っていたのは時雨だった 咲哉はただただ驚いていた [*前へ][次へ#] [戻る] |