[前]夜空舞う、銀の蝶 5 (隼人君は、10代目になろうなんて…思ってないんだ…) 「目障りだ。ここで果てろ」 「んなぁ!? バ!爆弾!?」 煙草の火を導火線に付けた隼人君。あばよ、と言ってツナにそのダイナマイトを投げた。 「うわ!ひっ うぎゃああ」 「ツナ!」 私はツナをかばうように前へ出た。 (っ…!) 目のにダイナマイト。爆発したら…ただじゃ済まない。 ズキュウウウ …私の目の前を、弾丸が擦り抜ける。 隼人君の少し安心したような表情が見えた。 …私の事を心配してくれたのかもしれない。 どさっと私とツナは倒れた。 しかも、私はツナの上に。 「!ごっごめんツナ!」 「ぅ、ん…大丈「ちゃおっス」 ! リボーン」 窓枠に座っていたリボーン。 隼人君を呼んだ、張本人。 (思ったより早かったな、獄寺隼人) (ええ?知り合いなの?) [*前へ][次へ#] [戻る] |