チョコミント。
8
気持ちいいコトって
一体、何する気!?
『神田、ほんといい加減にしないと ー ひっひゃ!?』
言葉を遮るかの様に、耳を舐められ、それが徐々に耳から首へと移動し、いきなり方胸掴まれ、胸の先を執拗に弄られる。
「んぅ、んー」
耐えきれなくて思わず声がでる。
「ふーん。ここ弄られるの気持ちいい?じゃあこれは?」
「っん?!」
胸をいじられていたと思きや、胸の先に舌で舐められ、軽く吸われた。
体がじんじんして熱い。
変な声がでちゃう・・・
それに、これ以上続けられたら、可笑しくなっちゃう・・・
「っん、ん、やっ、やめ、かなでぇ・・」
神田の動きがピタリと止まり、胸から離れた。
神田は「はぁー」とため息を吐いた。
「お前、警戒心無さ過ぎるんだよ。さっきあんな事あったのに、こんな無防備で。それに、俺の気持ち解ってる?」
「神田の・・・気持ち?」
「そう。俺の気持ち。
分かんないなら考えて。奏の事なんかじゃなく、俺の事を。」
「なに、言ってるの?
しかも奏って・・・」
どうして、そこに奏が出てくるの?
訳が分からず、神田を見つめるが神田は真剣な目をしている。
「じゃ俺、部屋に戻るから。早く着替えないと風邪ひくよ?」
何事もなかった様に部屋から去って行った。
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