アニメ沿い鬼道寄り夢小説
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鬼「まさかお前・・・!」
『ボソッオルレアンの少女はこんくらいでバテたりしないよ。』
鬼「何!?」
『言ったでしょ、ゴーグル取るって。』
そう言うと名無しはいつの間に取ったのだろう、鬼道のゴーグルをくるくる回し鬼道に投げ返した。
全てが演技だったというのか。
鬼道は信じられなかった。
『体力だけは自信あるんだ。でも帝国全員を抜けなかったのも右足が痛いのもホント。
あとね、私が君に言ったことも本音なんだ。』
そう言うとまた名無しは守の前のポジションに立った。
守「大丈夫か、名無し!」
『心配しないでって!今度は左足使うし!』
キズだらけの顔でにっこりと笑って言った。
また帝国の猛攻が始まった。
ただ、鬼道だけはボールを蹴らなくなった。
自分の仮面を崩さないように、にやりとした表情はそのままだったが。
名無しが受けれないボールは守に当たった。
左足は使い慣れていないし、右足が痛むので思うように走れないのだ。
2人とも体中にアザができているのだろう。
痛みを必死にこらえていた。
『(そろそろ・・っ、ヤバい・・かも!)』
体力があっても痛みには耐えきれなかった。
そして次のボールが来るという瞬間。
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