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アニメ沿い鬼道寄り夢小説
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そして・・・グラウンドには雷門中イレブンと帝国イレブンが並んでいた。

名無しはちらりとベンチの方を向いた。
あの新聞部の子と秋が話をしていたので


『(なんだあの可愛いツーショット!)』

と、心の中に欲念をちらつかせていた。
しかし、あの帝国との試合なのですぐにサッカーに目を向けた。


「これより!帝国学園対雷門中学の練習試合を始めます!!」

1つ、名無しは気になることがあった。

『ねえ、鬼道有人君・・だっけ?』
鬼「なんだ?」
『そのゴーグル、外してくれないかな。
 顔が見えない相手と戦うの嫌なんだよね。』
鬼「断る。意味の無いことはしたくないからな。」
『ふーん、じゃあいいよ。試合中にもぎとってあげる。』
鬼「ふっ、やってみろ。」

「両キャプテン、コイントスを・・鬼道君!コイントスを!!」

しかし鬼道は審判を無視し、自分のポジションに向かって歩きはじめた。

鬼「必要ない。好きに始めろ。」
『・・・・余裕って感じ?』
守「・・・。」
「挑戦です!!これは、我が雷門に対する帝国の挑戦です!!!」

角馬の放送する声が聞こえるがもう名無しの耳には入らない。
心も体も試合の方しか向いてないのだ。
他のことなど気にしていられない。

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