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アニメ沿い鬼道寄り夢小説
3
栗「うぎゃああああ!!!出たぁぁあああ!!!!」
守「出たって、オバケが入ってるわけないだろう!
  そこにいるのか、壁山!!」


と、守がロッカーの戸を開けた途端、守は弾き飛ばされてしまった。
そこへ音を聞きつけた名無しがやってきた。

『何事!?って・・・何、それ・・・あ!壁山!!』
宍「気づくの遅っ!!」
壁「どうも・・。」


壁山が入ったロッカーはギチギチになり、お腹の部分は変形し、壁山の頭は四角くなっていた。

守「壁山ぁ!お前何やってんだよ!?
  早く出ろよ!試合始まっちゃうだろ!」
壁「それがその・・・抜けられないんスよ!!
  助けてぇえ〜!!」
栗「じゃあいっそ、そのままサッカーやるでヤンスね!
  鉄壁の守り、なんちって!!」
『ぶっ!ば、バカなこと言ってないで、早く壁山を救出しないと!』
守「そ、そうだ!(今名無し笑ったような・・。)」


思わずふきだした名無しを栗松は見逃さなかった。

栗「あ、名無し先輩今笑ったでヤンス!!」
壁「そんなぁ〜!出してほしいッス〜うわぁぁ!!」


ガンガンと暴れていた壁山はピョーンと飛び、ひっくり返ってしまった。

少「俺がやってみます、キャプテン!」
守「少林!頼むぞ!」
少「あちゃぁあ〜!あたたたた、あちゃあー!!」

少林寺は得意のクンフーで壁山・・・いや、ロッカーを蹴った。
その蹴りのおかげで壁山はなんとかロッカーから出ることができた。


壁「で、出た・・!」
守「さすがだな、少林!
  試合でもそのキックで頼むぜ!!」
壁「すみません・・・俺、ちょっと怖くなっちゃったんスよ・・。」


壁山は申し訳なさそうな顔になる。

守「壁山、逃げたら何も始まらない!
  一度逃げたらずっと逃げ続けなくちゃいけなくなる!
  そんなのカッコ悪いだろ!!」
壁「キャプテン、すみません!
  俺、やるだけやってみるッス!」
『よかったぁ・・・。』


あとは試合に臨むだけとなった一同だった。

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