アニメ沿い鬼道寄り夢小説 4 そして・・・グラウンドには雷門中イレブンと帝国イレブンが並んでいた。 名無しはちらりとベンチの方を向いた。 あの新聞部の子と秋が話をしていたので 『(なんだあの可愛いツーショット!)』 と、心の中に欲念をちらつかせていた。 しかし、あの帝国との試合なのですぐにサッカーに目を向けた。 「これより!帝国学園対雷門中学の練習試合を始めます!!」 1つ、名無しは気になることがあった。 『ねえ、鬼道有人君・・だっけ?』 鬼「なんだ?」 『そのゴーグル、外してくれないかな。 顔が見えない相手と戦うの嫌なんだよね。』 鬼「断る。意味の無いことはしたくないからな。」 『ふーん、じゃあいいよ。試合中にもぎとってあげる。』 鬼「ふっ、やってみろ。」 「両キャプテン、コイントスを・・鬼道君!コイントスを!!」 しかし鬼道は審判を無視し、自分のポジションに向かって歩きはじめた。 鬼「必要ない。好きに始めろ。」 『・・・・余裕って感じ?』 守「・・・。」 「挑戦です!!これは、我が雷門に対する帝国の挑戦です!!!」 角馬の放送する声が聞こえるがもう名無しの耳には入らない。 心も体も試合の方しか向いてないのだ。 他のことなど気にしていられない。 [*前へ][次へ#] [戻る] |