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アニメ沿い鬼道寄り夢小説
2
冬「円堂君!円堂君!」


突然冬海先生が急いだ様子でこちらに走ってきた。


冬「どうなってるんですか!」
守「冬海先生。えーっと、今、壁山がトイレに・・・。」
『ベンチが1人もいないと心配だしね・・。』
冬「もぉお!これ以上お客様を待たせられませんよ!さっさと!」

冬海先生は神経質そうな感じに眼鏡をくいっと直した。


『(あの先生なんか嫌なんだよねー・・・。)』
守「え!?あ、はい!わかりました!」



それから皆の総力を屈し、壁山の大捜索が始まった。





男子トイレから染岡の声が聞こえた。

染「ここにもいない!ここにも!ここにも!ここにもいない!
 2階は!?」
宍「やっぱりいません!」
『えぇ〜っ、トイレじゃなかったの!?』


名無しは男子トイレの外から染岡に話しかけた。

染「ああ・・。あいつ、この大事な時にどこ行ったんだ!」
『えぇい!早く試合がしたいのに!!』




いくら探しても壁山は見つからない。

守「いたか!?」
半「どこにも・・。」


半田が首を横に振る。

守「どこに行っちまったんだ・・!」
宍「あいつが行きそうなところはほとんど見たんだけどなぁ・・・。」
栗「うぇぁああああああああ!!!!!
 ロッカーが、さっきから、さっきから揺れてるでヤンスよ!!」


栗松が指差す方にはガタンガタンと揺れるロッカーがあった。
それは突然ボコッと下部の方が膨らみ、まるで壁山のおなか・・・のようになってしまった。

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