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5:【ザ☆親バカ】
ひずにの買い物の為に近くの島にやってきた三人。


「まず服か?」
「何言ってるんですかエース隊長、まず下着を買ってあげなきゃ」
『言っとくがお前には選ばさないぞ』
「えぇ〜・・・」
『そーういえば僕この世界のお金の使い方知らないからさ、教えて』
「教えてほしくば俺に選らば『エースパパ〜教えて〜』「!! よし!パパが教えてやる!!」え〜・・・」


なんか俺邪険にされてない?ねェねェ。ちょっといじけたキフリ。あんたが変態発言するせいでしょーが。

ひずには使い方を教えてもらうとスタスタと近くの店に入っていった。


「エース隊長・・・俺、ひずにに嫌われている気がします」
「嫌ってはいないんじゃないか?あっ、でもうちのひずにはやらんからな!!パパが許さない!」
「エース隊長・・・パパはいいです・・・」
「キフリお前まさか・・・!ひずにに気があるのか!?」
「へ?ちょ、エース隊長顔近い」
「ひずには誰にもやらないからなァァァ!!」
「エース隊長どうしちゃったの!!?」


どうやらエースの親としての考え方がいろいろと行き過ぎているようだ。まァひずににパパと呼ばれたのがよほど嬉しいのもあるのだろうが、はっきり言えば親バカでいいだろう。

数分後、ひずにが帰ってきた。


「ひずに!パパはお前をまだ誰にもやらないからな!」
『ん?まァ当分はそれでいいよ〜』
「それでいいのかよ;てか分かんのかよ」
『僕の察し能力をなめるなよキフリ君』
「はいはい・・・って、ひずに、そんなんで足りると思ってるのか?」
『え?少ないの?』
「船の生活はいつ島につくか分からないしな。もっと沢山買い込まないと困るぜ?」
『むぅ、そうなのか。でもお金・・・』
「金なら心配しなくていいぞ、親父が快く金だしてくれたからな」
「娘の為だとよ」
『親父・・・!ありがたく使わせていただきます!!』


その後は必要なものはかなりの量で買っていったとさ。


「にしてもなんだ?ひずにって貧乏性だな」
『うるさいよぃ、もともと貧乏だから仕方ないよぃ』
「えっ?マルコ・・・!?まさかひずに!お前マルコに気が・・・」
『よよいのよぃ(笑)そういう訳じゃないけどこの口癖楽しくないか』
「ぶはっ。それマルコ隊長の前で言ってみろよ、きっと喜ぶぜ」
『よし、帰ったら実行するか』
「ややややっぱりマルコのこと・・・!」
『安心してパパvVまだパパのことが好きなころに戻りたいなァ』
「願望かよ!!」
「もうパパのことは嫌いか!?そんなァァァ『キフリ君、帰ろうか』「そうだな・・・」うそォォォ!!!」


エースの叫び声に周りの人達がいい加減変な目で見てくるのでさっさと退散するのだった。


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