Non Stop部屋
7*
「政宗………」
涙の零れる目の脇に軽く口付け。
それが喜びの意味の涙だと分かってはいても、泣かせてしまったことは心苦しい。
「佐助さん………ごめんね、泣いちゃって………でも、嬉しくて涙が出てるだけだから」
「ッ………うん………」
きっと俺は顔に出ていたんだろうな。
俺のことを気遣って………
なかなか涙が止まらず、鼻声で、ちょっと鼻先が赤くなった政宗はとても可愛かった。
「政宗……好きだよ」
「ンッ………」
あぁ…………
このまま胸を貸して、気の済むまで泣かしてあげたい。
こんなに俺を想ってくれてるなんて、俺だって嬉しい。
だけど、
愛しくて愛しくて………
そんな悠長なことをしてる場合ではないくらいに
ヤリたい…………ッ
頭の中で何度も犯していたのは小学生の政宗。
小さい口や手やアナルで俺を受け入れ、
卑猥な言葉を言わせて、甲高い声で喘がせ、
純粋な天使を淫乱に仕立てて汚し続けた。
それが今、目の前にいるのは高校生の政宗。
まだ子供とはいえ、あの頃よりは身体も知識も大人になっている。
当然セックスだって前戯だって知ってるはずだ。
それで俺を求めるのだから、性欲を抑えられるわけがない………
そして、多少の無茶をしても身体が壊れることはないし、
俺は
政宗を
抱きたい
ゴクリッ───…………
「───ぅあッ!?」
思わず生唾を飲み込んでしまった途端、股間に違和感を覚えた。
「ま、政宗!?」
「佐助さん………当たってる………」
「ッ───」
政宗は恥ずかしそうにしながら、勃ち上がった俺の股間をそっと触っていた。
「あ、はははっ………ごめん」
勃起している自分に恥ずかしくて渇いた笑いが出てしまった。
「佐助さん………」
「ん?」
政宗の涙は止まっていて、熱っぽい瞳で俺を見つめている。
「────………して」
「えッ─────」
心臓が一瞬止まったんじゃないだろうか。
「う、うん…………」
情けないが、まさか政宗から誘ってくるとは思わず、動揺して声が上ずってしまった。
「佐助さ……ん………」
「政宗…………」
俺は政宗の涙を拭いてやり、それからキスをする。
政宗は想いが通じ合って安心したからなのか、
吹っ切れたのか、俺の舌に舌を絡めてきた。
「ハァ………ん………」
さっきまで泣いていたから鼻が詰まって苦しいのだろう。
乱れた息遣いは艶めかしくてそそられる………
「や、あっ!!」
「…………すっかり成長して、大きくなったな………」
「んぁ………佐助さん!」
政宗の股間を撫でると、あの頃と違って硬く膨れていた。
「見ていい?」
「や、だ………恥ずかしいッ」
抵抗しようとする政宗にお構い無しで俺はベルトを緩める。
「ぁ………やだぁ!」
「政宗可愛い………」
下着ごとズボンを下ろすと政宗は顔を隠した。
本当にあの頃のピンクで小さなおちんちんと違い、
皮も剥けて赤く充血した男のシンボル、濃くはないが陰毛も茂っていた。
竿を握ると政宗は身体を硬直させた。
「ま、待って!佐助さん、まずは俺からさせて!」
「…………へ?」
慌てて体を起こす政宗の言葉は、下半身に血を持っていかれて頭の回らない俺にはすぐに理解は出来なかった………
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