小説
神の憂鬱! 4
「ねぇ神ちゃん、それってとてもおめでたい事だと思うけど…」
『そうだよな!つか神にお姉さんがいたのかー』
「今日は姉に説教をしてやらねばな。」
『ちょ、何で説教なんだよ!;』
家に帰ったら神は何をしでかすか…
お姉さんは無事でいられるだろうか
…いや、無理だろうな。
そんな事を考えていると、俺の天才的な脳がきらめいた
『…俺、神のお姉さんに会ってみたいな…』
恐る恐る言ってみると、中島も空気を読んでか「お、俺も!」と言った
「ん。まぁいいだろう!今日は3人で姉をせっ『説教はしねーけどな!;』
―――… あっという間に放課後になり、俺らは神の家へと向かっていた
「ここ。まぁ上がっていきたまえ」
『もともと上がる気で来たんだがな…お邪魔しまーす』
「お邪魔しますぅ」
俺らが玄関へ入ると、神のお母さんらしき人が出迎えてくれた。
「あらぁ!神のお友達?ぐへへ」
「ん。お母さん、お姉ちゃんいる?」
「ぐふっ。いるわよぉ」
「ん。」
そういうと神はずかずかと二階へ向かう
ぐふぐふ笑っている神のお母さんに挨拶をした後、俺らもそれに続く
そしてある部屋の前に止まって扉をノックした
―― コンッコンッ
「はーい」
中からは可愛らしい声が聞こえた
ぐへへ
あ、これじゃ神のお母さんか。
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