俺の影を追うお前等
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遊がこんな風に言うなんて思わなかった…
遊の言いたいことは分かってる。だけど俺は秀二さんの死を簡単に受け入れる事なんてできない。
それほど秀二さんの存在は俺にとって大きいんだ。
「暁…
俺は簡単に受け入れろって言ってない。
ただしゅうじさんを前に進めない理由にするなって言ってんだよ。」
遊は俺の気持ちを察したのか話しだした。
「…………」
「暁…俺は暁の味方だ、だから悩みがあんならいつでも俺にしろよ?」
「あぁ、ありがとう。」
「おう!」
俺がそういうと遊は嬉しそうに笑ってみせた。
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