俺の影を追うお前等 * ――――― 遊がこんな風に言うなんて思わなかった… 遊の言いたいことは分かってる。だけど俺は秀二さんの死を簡単に受け入れる事なんてできない。 それほど秀二さんの存在は俺にとって大きいんだ。 「暁… 俺は簡単に受け入れろって言ってない。 ただしゅうじさんを前に進めない理由にするなって言ってんだよ。」 遊は俺の気持ちを察したのか話しだした。 「…………」 「暁…俺は暁の味方だ、だから悩みがあんならいつでも俺にしろよ?」 「あぁ、ありがとう。」 「おう!」 俺がそういうと遊は嬉しそうに笑ってみせた。 [*前へ][次へ#] [戻る] |