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俺の影を追うお前等







ー暁sideー



遊と気まずいまま授業が終わってしまった。



どうするか…



「暁!!」


「な、何?」


「俺はまだ暁と会って間もないけど暁を大切に思ってる。だからそのしゅうじさんが暁のなんなのか知りたい!!

暁は嫌かもしれないけどこのまま暁と気まずいままも嫌だから聞いた。どうだ!」



…………
どうだって…



「ちょ暁笑うなよ俺は真面目に言ってんだから」


まっすぐ
俺の目を見てくる遊。
負けたよ…


「分かった。
…秀二さんは俺の憧れの人で兄貴のように慕っていた人だった。」



「いたって今その人は…」



そこだけ勘が良いんだな


「…死んだよ。」



「「…………」」



“死んだ”
改めて自分の口から言うとキツいな。はは…



「暁ごめん。言いたくなかったのに無理やり…」


「いや、別に遊は悪くない」



そう悪くないんだ…
悪いのはいつまでも過去に捕らわれてる俺自身だ


「ならそんな悲しそうな顔すんなよ…きっとそのしゅうじさんだって暁のそんな顔は見たくねぇよ」



「………」



「暁、俺のばぁちゃんが言ってたんだ。

死んだ人は自分が死んだ事で誰かが泣いて傷つくと安心して天国にいけない、だから早くその人の死を受け入れてその人の分まで幸せになってほしいって。

だからそんな顔したらしゅうじさんは安心して天国いけないと思う。だから笑え!」








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あきゅろす。
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