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Short
■ narrow and close
黒綱×雲雀/微裏/とにかくツナが黒いです。





※黒綱・微裏注意

雲雀Side





雲雀さん…?
今ここで声出したら気付かれちゃいますよ?


そう言って黒く笑む。



narrow and close











ガラッ

「沢田…何でこんな朝早くに君の教室に来なきゃいけないの?」



「そう言って〜…実は嬉しいんでしょっ雲雀さん?」




ムカツク…
いつも図星の事を言ってくる。




「ねえ…雲雀さん?僕のこと好きですか?」

綱吉は座っていた机の上から静かに降りて僕に近付いてきた。






「…………き。」




「全然聞こえません。」



「………すっ…好き…だよ…?」


とぎれとぎれに信じられないような言葉が僕の口から出てくる、自分が気持ち悪い。

嗚呼…僕はこんなに…弱い人だったっけ?



「それは良かったです。じゃあ俺、雲雀さんに何してもいいですよね?」



何でそうなるの?っていう気持ちとは裏腹にコクッと首が動く。




「ふふ…そんなに素直でしたっけ?雲雀さんって…。」




そう言って僕の頬に触れてから口付けする。
徐々に手が下に伝っていき、きっちりと閉められた第1ボタンに手がかかった。

1つ2つ…と外されていくたびに心臓が高鳴る。


すっと離れたと思ったら綱吉は自分のネクタイを取って僕の腕に絡ませた。


「んっ…これ何?」

「口開けてください。」



言葉を遮られとほんの少し苛立ったけど、素直に口を開けた。
それを見た綱吉は満足げ笑って、小さな瓶を取り出した。
何なの?って聞く暇も無かった。
素早く中に入っていた液体を僕の口に流し込む。


「…んっ飲んじゃ…た!」「ちゃんと残さず飲んでくださいね?」


「何なの?」

「何だと思います?」


クツクツ笑いながら僕の顔の前で小瓶の文字を見せる……「媚薬!?」




何をされるのだろう…今更ながらに少なからず恐怖を感じた。
今は早朝で誰もクラスには居てないけど、もう直ぐ登校してくる時間。





「雲雀さーんもう直ぐ来ちゃいますねクラスのみんな…。こんな姿見たらどう思われるんでしょうね?」


細く微笑んでそう言うと、グイッと顎を持ち上げられ無理やり舌をねじ込まれる。





「あっ…ん…体が…熱…。」


「効いてきたみたいですねっ雲雀さん?」



「何で…こんなこと…するの?」


綱吉は妖しく微笑んでから後ろにあったロッカーの扉を乱暴に開けて僕を中に入れた。







「こうする為です。…授業が終わるまでここに居てください。」




「えっちょっと…!」


バタンッと音がして真っ暗で狭い場所に閉じ込められた。
湿気が多く、室温が高い為か、さっきよりも体が熱くなってきて息も荒くなる。


熱い…。








熱い……ロッカーにあったモノが体に当たる度に、甘い声が漏れる。






「ぁ……んっ。」


「雲雀さん?そんな大きな声出したら気付かれちゃいますよ?」







僕は只…深い快楽に歯を食いしばり、我慢することしかできなかった……。












「おっ沢田!おはよう〜!今日はやけに早い登校だな?」
「おはよう〜!うん…今日はちょっとね。」





他の生徒の声が聞こえる…。
もう今更此所から出ることはできないね…。
今日はずっとこのまま我慢しなきゃいけないの?
そんなの……








無理だよ…。





ねぇ…君がそんなことするのは僕が好きだからなの?







自意識過剰かな…?






END








後書き→黒ツナラヴァ〜(^^*)
これは…温いSM…(^q^;)?
涼宮ハルヒの陰謀のロッカー絡みの話から妄想が働きました←
ていうか女子高生がこんなん書いていいのか…(-"-;)?
すみません…好きなもんで←

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