アートセラピーを専門にしている人の場合、独自に研究所を開いたり、病院や施設に委託されて週何回かのセッションを行ったりしています。
アートセラピーは、精神科のほか、脳神経外科、心療内科などにも活躍の場があります。
また、がん患者のためのイメージ療法としてアートセラピーを用いている病院もあります。
さらに高齢社会の到来ということもあって、機能障害や老人性痴ほう症などへの治療的役割ばかりではなく、自己表現による生きがいづくりという意味合いでの地域福祉活動にも、アートセラピーの活動の場が生まれつつあります。