アートセラピーは、精神科医や臨床心理士が病院や施設などに取り入れて行っていますが、アートセラピストとして専門的に活動している人はまだ多くありません。
ただ、アートセラピーの治療効果は、精神疾患ばかりでなく、心臓病や高血圧、心身症などにも適用されてきています。
また、絵を描くという身体の動きそのものが作業療法としての役割を持つので、アートセラピーは、リハビリテーションや痴ほう症に対しても効果をあげ、その面からも徐々に注目されつつあります。