モラハラが起こりやすい状況 ●秘密の強要 加害者は被害者に、モラハラをしているという秘密を守ることを強要し、圧力をかけます。 そのときも、はっきりと言葉でそう伝えるのではなく、被害者の罪悪感や羞恥心といった感覚(感情)を巧みに利用します。 それも、被害者にとって大切な家族や会社のためであるとほのめかすことで、被害者が口をつぐむことを利用するのです。 こうして、被害者は第三者に喋ることは、自らの羞恥をさらけ出すことを避けようとしたり、自分の大切な人間(家族や恋人、友人など)のためになると思い込まされてしまうのです。 そのため第三者からは、被害者自身が喋らないことを選択しているかのように見えます。 加害者は巧妙にモラハラという精神への暴力を隠し通していきます。 加害者の巧みなやり方に、被害者自身ですら 「これはモラハラなの?」 「本当にモラハラされてるのかな?」 と被害を受けていることを自信を持って言えなくなります。 そうして、その状態が長く続くにつれ、被害者はモラハラへの抵抗する気持ち、他のことに対する思考が薄れていきます。 3-6.しつけ・教育・指導の名のもとに… 起こりやすい状況-トップ 《目次》モラルハラスメント [グループ][ナビ] |