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ご指名は?1.5 日常の日常
2022.01.09(日) 17:51


1月9日17時現在、私の冬休みがそろそろ終焉を迎えている。
ホストの屋敷の館?で、いつものごとく皆さんと大広間で談笑をしていた。


問題:「はああああああ、宿題が、‥ガッおわんないんですっっ!!!」


答えA「僕は手伝わないぞ。日頃から計画的にやっていないからだろ馬鹿過ぎ。」

答えB「気合だッッ!!頑張れええええええええッッ!!菜太郎は言い過ぎだぞてめぇッッ!!」

答えC「大丈夫?ドリル、俺が手伝ってあげるよっ」

答えD「………大丈…夫……だよ………」

誤答E「j、kええエエええッッッ!!!とぅぁアアアアアいむッッッマシンつくおーーーーーーーーーッッッ!!!」

問題者「ぎゃおおおおおおああああ!!!足さわんなやめろおおおおおおお」


さあて、正しい解答は、どれかな?


不意に、話の流れで冬休みの話をしていたら、耐えきれなくなって私が泣き出した。ガチな号泣。なんと宿題に本当に何一つ手をつけてはいなかったのです。私が。

「ううっ…ちょっと、お願い菜太郎」

と、ちょうど近くに、同じ長テーブルに座っていた菜太郎に懇願の視線を送ると。

「は?課題終わってないのは自己責任だろ。僕は知らないしこういう時だけ人を頼るって都合が良すぎなんだよ。」

と、そのまままた雑誌のページをめくった。くっ…悪魔野郎、正論しか言わねえじゃねえか…。というかなんでわかっちゃった?魔法に力で心が読めるのだろうか。


で、冒頭の問題に戻る。

「それに隼人、自分でやらせろよ宿題は。手伝うとこの人学習しない。」

ぐ、ぬううううう。この人呼ばわりが、更に俺のコスモを燃え上がらせる。

折角キッチンから舞い戻った隼人様が神の手を授けてくれたっていうのに…!!!

「う、うーん、確かに…」

「!!!」

小声で顎に手を添えてしまった隼人さんに泣きの視線を送った。スウさんが糖分のチョコとタオルをかけてくださる。熱々あつあ暖かいですぅうう!!!!!

「だ、大丈夫だぜッッ!!気合で今からでも終わらせられるぜきっと!!」

は、葉太郎くん…!両腕ガッツポーズ !!

「うううありがとう葉太郎くん…頑張りま‥」

と、私はようやく宿題に手をつけることができた。テンブルの下で、太ももを撫で撫でしながらウンウンうなずくくくさんに気づかずに。


その後、大学生の隼人さんに勉強を教えてもらって、スウさんからは精神的&肉体的サポート、葉太郎くんの熱い熱いエール‥。


「おわ、んないよー!!!!!!!」



数秒後、再び私は発狂した。

「早過ぎでしょ。脳みそカスなの?」

と、悪魔野郎は優雅にまだ雑誌を読み耽っている。ぐっ!!!!!

「なんで身長の割に脚長いんだよ!!!!!!!!」

「お、落ち着いてっ!」

と、いつもならキレないところにキレてしまった私は、隼人さんと葉太郎くんの手で席につけさせられた。

「大丈夫だからッッ!!俺もまだ8割方終わってねえからッッ!!」


えっ。



固まった空気の中、大広間で葉太郎くんと私は宿題終わらせ地獄へと仕ることにあいなった。










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