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◇/さよ香



制服の裾をたくしあげられたボクは北澤店長に震える身体をまさぐられていた。冷たい指先が敏感なところに触れるたび、体中ゾクゾクして象徴は簡単に勃起した。そんなだらしないボクのを見つめる北澤店長は目を細めながら聞こえないくらい小さい声で“嬉しいな”と言った。

反応してしまったソレを吸うように口で扱かれる快感は初めてで失礼な格好だなと思いながらも腰を動かしていた。



「菱屋クンのおちんちん、堅くて太くてっ…おいしいよっ…―んむっ、んぅっ、」

「て、てんちょぉ…ソ、ソコはダメですっ、ああっ!」

「んん?ココかい?」

「ああっ!ダメッ、気持ちいいっ!店長の舌で、オレ、…ッ!」



カリの裏側をチロチロいぢられたボクは北澤店長の顔に欲望の液体をぶちまけてしまった。ねっとりとした白い液体に染まる美しい顔はとても寂しげでもし触れたら全て崩れてしまいそうなくらい…―果敢無い脆さを感じた。

でもソレは一瞬だけ。
ボクより高い位置に顔が来てお互いの欲望を擦り合えば不思議、恍惚な表情に様変わりした。



「どっちが大きいかな…―あっ、あっ、」

「そ、っん…て、店長の…店長のおちんちんに決まってますっ、んんっ、」

「本当だ。私の方がちょっと菱屋クンより長いね…ほら、」

「ああっ!てんちょうっ…、もぉこれ以上は…さっき出したばかりなのにっ、」



束にして擦り合うボクらはお互い、お互いの吐息にすごく興奮していた。それでもどちらが上か下かでも無く、自然にボクはデスクに寝て北澤店長の腕に抱かれる体勢になっていた。



「男同士のセックスの仕方…分かるよね?」

「…はいぃっ、」

「じゃあ説明は省くよ。とりあえず足を開いてお尻のアナ、見せてくれるかな?」

「…はいぃっ、」



大人しくデスクに座ったボクはアナルが見えるよう腰を浮かせ、北澤店長を見つめた。そういえばこの人はボクが好きなんだっけ…?そう思いながらのこの体勢は非常に恥ずかしかった。
でも、目の前にはうっとりボクの秘孔を見つめる北澤店長がいる。だからどうなるかなんて、恥ずかしさなんてすぐどっかに消えていた。



「この日のために…大人のお店に生まれて初めて行ったんだ。妻や子供達にバレないようにしまってね…、コレ、菱屋クンが痛くならないように使うからね。」

「…んっ、!」

「おぉ、なかなかすんなり指が入る。媚薬入りのローションってすごいね、」

「びっ、媚薬っ!?」

「…あぁ、言い忘れていたね。これを使う理由はね、キミが私に堕ちてくれたらいいなって言う願いを込めたんだ。法悦を通してでも、心は手に入らなくとも…、身体だけ、身体だけでもっ…私を求めてくれたらいいなってね。」



その言葉で引くにも退けないボクは指の動きだけで腰を動かしていた。さらに一本、中指が前立腺を刺激した時は身体がカラダじゃないくらいビリビリして女みたいな喘ぎを漏らしていた。



「ああんっ!」

「くすっ、菱屋クンのツボ…見つけたよ。」

「やああっ!きたざわ店長っ!だめっ、だめぇ、ん、んん、んんっ!」



まるでAV女優みたいに喘ぐ自分。先程射精したばかりのちんぽを再び勃起させ、指なんかで気持ち良くされていた。

白いデスクに漏れるローションと腸液、大切な新商品のポップまでびしょびしょに濡れて使い物にならなくなっている。そんなこともお構いなしに指を抜き差しする北澤店長はもう我慢出来ないのか太く長くそそり立つソレを一生懸命扱いていた。



「菱屋クン…、」

「・・・。」

「好きになってごめんね。本当に…―誰より君が、君をっ…最後の思い出に、キミが思い出になる前にっ…―すごく愛してるっ、。」

「あ、あああああっ!!」



ぐにゅりとアナルに近づいた北澤店長の勃起ちんぽは止まらず一気に押し込めてボクの中に蠢いた。ぐちぐちと聞こえる結合した音も、窮屈な場所で辛そうな声を漏らす音もボクにとっては幻で―…

それでも“キミが思い出になる前に”という言葉が頭のどこかに引っ掛かったまま。今起きている出来事は現実だった。








なんか飛びましたね。
いつのまにヤッてんだー
っていうw

BLってそんなもんです。





[*Ret][Nex#]
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あきゅろす。
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