天使の力 ヴァリアー編2 「「どうした(の)!!!」」 春璃と山本はツナたちがいるであろう広場に向かえば綱がリボーン、獄寺、ランボ、イーピンがいた。 「春璃殿!!!」 「バジル…!!あんた…」 「すいません…孝夜殿と諒太郎殿がせっかく…」 言い淀むバジルに春璃は苦笑する。それから春璃は静かに告げた。 「やめなさい二人とも」 春璃とバジルと綱を庇うように武器を構える山本と獄寺を制止するが2人は聞かない 「「まあ、見てな」」 「ちょっ…」 綱も止めようとするが2人は聞かない 「は、威勢が良いが糞ガキなんかじゃ俺の相手にはならねーぞ」先程まで静観を決め込んでた相手だが獄寺、山本がそれぞれ立ち向かおうとするのを見て不適に笑う 「やってみなけりゃ」 「わからねぇだろ」 獄寺がボムを投げ山本が斬りかかる 「は、生意気にも筋はいい」軽くかわして山本の腹に蹴を入れる 「!!」 「山本!!!」 吹っ飛ばされて倒れこむそれを見て敵は再び笑う 「俺の相手を出来るのは」 獄寺が刀の突きに力なく倒れる 「かはっ!!」 「獄寺君!!」 次の瞬間。 ガキィィィン 「おまえくらいだ春璃」 「なんでいるのよスクアーロ」 春璃が斬り掛かるスクアーロと呼ばれた男の斬撃を愛用の槍立夏で受けとめていた 「大体事情はつかんでんだろ」 「…」 スクアーロと呼ばれた白髪ロン毛の男を足払いしようとする春璃にスクアーロは飛び退き距離を置いてから話し掛ける 「春璃…知り合い?」綱が恐る恐る尋ねる、リボーンとバジルは無言だ。 「獲物はえたんでしょ。だったら帰って」 「ヴぉぉぉいそういう訳には「そういう訳にいかせてもらわなきゃおまえが困ることになるぜスクアーロ」」 「ちっ」 鞭を装備しいかにも戦闘モードのディーノのらの登場によってスクアーロは舌打ちを残し去っていった 「春璃あいつは…?」弱々しく駆け寄り春璃に問う綱に春璃は顔も見せずにただ一言 「一人にして。」 とだけ言うと雑踏のなかに消えていった 「春璃…」 追おうとする綱だがリボーンに制される 「明日色々説明するから今はディーノに任せろ」 「あんたは静かに安めよ」 バジルを抱えているディーノの部下らしき少年が親しげに話し掛けてくる 「籐夜?」 「あ、俺双子の兄の孝夜さ」無骨だが思いやりのある春璃の右腕と同じ顔なのにあの日みた笑顔とは全く違う顔をする 「…行こう。」 「うん…」 静かだが有無を言わせぬ雰囲気に気圧され綱は彼に着いていった。 ■□■□ 「春璃!!」 「…」 無言で町のなかに消えた妹は無言で歩き続けてきたが自宅に着いてようやく止まった。兄、ディーノが呼び掛ければゆっくりと振り返り思いっきり抱きついてきた 「兄さん…」 透き通るような碧をディーノはやさしく撫でてやると春璃は小さく呟いた 「ヴァリアーと戦うのかな」 「おそらくな」 「…」 黙り込み珍しくも弱々しい妹にディーノは聞いた。 「なあ、春璃。並森から帰るか?」 「!!!!」 白銀の瞳が大きく揺らめく 「だって…おまえが本来ここに来た目的は「兄さん!!」わるい…」 「…わたしこそ」 春璃にまくしたてるように言うディーノに春璃は怒鳴りそれから静かに謝った 「いずれ対立は免れないことくらいわかってた」 「…」 「考えないようにしてたけど…やっぱり対立するんだよね。昔ならきっと裏切れた。」大きな白銀の瞳から涙があふれてくる 「…春璃」 「ツナ達を捨てられない。彼らといたいと願う私がいる」 ■□■□ 懺悔室 突然の出来事に春璃はびっくり… になってるといいな… なんか書いてて訳わからなくなってきた… それから若獅子出すの忘れた(滝汗 BGMにタカラモノ聞きながら [*indietro][prossimo #] [戻る] |