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純愛小説
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スーパーでよく見かけて、気になり、思いきって声をかけたのは、一ヶ月前……

「うっそ、料理できるんだ」
ゆきえが、びっくりしたようなはしゃいだ声をだす。
「あ、当たり前じゃない! 料理くらい。すごいんだから」

私だって料理くらいする。
「わぁ、あんたがそんなにいきいきとするのを、私はじめてみた。そっか、そっか。ごちそうさま」

「ゆきえ、もう食べ終わったの?」

「あんたのことよ〜。幸せものだな。味噌汁まで飲んじゃって!」





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