空想生物辞典
カタパグピンザ
足が1本しかない山羊。
宮古島伝承。
このヤギに飛び越されるとあの世に逝くが、対処法として急カーブをかけるとまぬがれる。
泣き声だけでも聞くと不幸になる。
都市伝説のように目撃例がある。
地元では「片足ピンザ」、「ガングリユマタ」とも呼ばれている。
「カタパグ」は「一本しかない」、「ピンザ」は「ヤギ」という地元の方言。
昔、あるヤギ解体屋の親父がヤギを解体する際、普通は喉から斬って殺して解体するところを、何を思ったか足から先に切断した。
片足を切断されたヤギは逃げて、そのヤギは化け物になった。
以来、人間を殺すようになったと言う。
さらには、追いかけられて食べられるなどの説もあるが、島民からは島の妖怪として親しまれている。
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