[携帯モード] [URL送信]
ストッパー 幸村sid
『仁王の家に泊まる』
そう親に言って電話を切った




海里に案内された部屋は本当に絵に描いたように綺麗で、所々に高そうな絵や家具が置いてあった


君が
「お家の人、なんか言ってた?」

って聞くから
「いや、仁王の家泊まるって言ったから大丈夫だよ」

そう答えたら

「へー雅治の家に・・・ってえええええ!?幸村君泊まるの!?」

って急に大きな声を出した

さっきの顔や声とは違って本当に驚いているようだった

「ああそのつもりだけど?」
「えっちょっ!?それはダメだよ!」
「なんで? フフ、もしかして海里そうゆう事考えちゃった?」

君があまりに可愛いからちょっとからかったら君はボンっと顔を真っ赤にした

「やっ!ちが/////」
「へー。『そうゆう事』がどうゆう事だか分かるんだ」
「なっ////知らない!!しらないもん!!」

顔を真っ赤にして俺から目をそらす君を見るとなんだかからかいたくなる

「知らないなら教えて上げようか?」


「いいいいや、良いです!遠慮しときます!!!!」

「フフ、遠慮はいらないよ」

そう言って俺は君のの座ってたソファーの隣に座って君の肩をつかんだ


あっ・・我慢できないかも・・

「ちょっ!幸村君!?」
「ん?」

君が焦っているのはすごく分かってたけど俺も君をこのまま押し倒さないように必死で理性を保ってた

「何しようとして・・」
「だから『そうゆう事』」

「ややや!!ス、ストップ!!」

「えーー」


君があまりに必死すぎて少し笑いがこぼれた
仕方がないから自分の欲にふたを無理矢理かぶせて君を離してあげた

でもなんだかそれが悔しくなって耳元で囁くと君はまた顔を真っ赤に染めた

朝も思ったけど海里は耳が弱いみたいだ





それから一緒にご飯を作って食べたんだけどなんだか新婚さんみたいで笑えた

ご飯を食べている最中俺を見て君は一瞬固まって今まで見たことのないような笑顔で

「ありがとう。幸村君」

と言ってきて
俺の胸が高鳴った



ご飯を食べ終えると君にタオル等を渡されて風呂に案内された

風呂にはいると俺の部屋より広くて驚いた


体を洗っているとさっき海里をからかった時必死で止めたせいか少し自身が立ち上がっていて情けなく思った

このままで俺、今晩平気かな・・








風呂から上がると君はテレビを見ていて

君を見ると君は俺のことをずっとジッと見ているから濡れた髪や唇に欲情しそうになった





部屋に案内されるとそこはとてつもなく広い部屋で・・
君はこの部屋が何十個も付いてるこの広い家にいつも1人で居たんだなと思ったら勝手に口が動いていた


「俺、海里の部屋で寝たいな」




それから何とかして海里の部屋に入れてもらった

自分から入れてくれと言っておいてなんだけどこんなに簡単に男を部屋に入れてはいけないと思う

トロフィーの数を見て驚きつつ俺は少しずつベッドへ近づく

そして
押し倒した




[←][→]

6/7ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!