そんなこと言わないでよ、なんて。
★放置プレイな臨也
ああ、そんなこと微塵にも思わなかったんだけども！
でもね、それしか思いつかなかったんだよね。
「シズちゃん、大好き！」
「…。」
あ、凄いむかつく顔を有難う！
何それ、たまに素直になって言ってもシズちゃん鈍ちんだから、気付かないんだよね！
「つか、お前池袋に来んなよ。」
「今更だね、どうしたの。いつもなら標識やらガードレールやら看板やら何かしら持っているのに」
「重いからな」
うっそ。
シズちゃんの口から重いとか出ちゃったよ。
どうしよう、これ天災の前触れかな。
怖いな。
逃げ切る自身あるけど。
「よし、今日はシズちゃんとイチャイチャしようかな。」
「よーし、歯ァ食いしばれ」
やだな、超いい笑顔！
おっと、危ない。俺がニヤニヤしちゃった。
「大体、何で今日に限ってくんだよ！」
「えー？今日何かあったっけ？」
「ねえよ、つかいつも言って…、あ」
「え？」
「じゃ。」
「え!?」
追いかけてきていたシズちゃんがくるっと振り返り、逆走していくではないか。
え、なにこれ。
放置、プレイとか、萎えるんですけど…!
100304
シズちゃんは絶対飽きないだろうけど、
飽きたらアッサリやめそう。
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