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黒猫の気まぐれ
34


リ「落ち着け家光。まだ何の確証もねぇんだ」

家「お前こそ銃をしまえ」



X「…いいぞ女」

チ「はっ。それでは今回の勝者はレビィ・ア・タンとし、沢田氏側の雷のリングおよび大空のリングはヴァリアー側のものとします」

バ「話が違う!フィールドには入っていないはずだ!」

チ「ルールは私たちですので」

チェルベッロがツナの大空のリングを取り、XANXASのもとへいく




チ「大空のリングです。XANXAS様」

XANXASの前で膝をつき、リングを差し出す

X「…」

XANXASは無言で受け取り、完成したリングを指にはめ、見せつけるように手をあげた

X「これがここにあるのは当然のことだ」

チ「明晩の対決は─────嵐
嵐の対決です」

X「ベルか…悪くねぇ」

レ「ボス、雷のリングだ。納めてくれ」

X「いらねぇ。次に失態を晒してみろ」

レ「…死にます」

X「…」

それきり黙ったXANXAS

チェルベッロもそれを見届けると言葉を続けた

チ「それでは明晩」

その言葉とともにチェルベッロとヴァリアーは姿を消した











『(こっから若干遠いしそろそろでてさっさと終わらせて日本へ行かないとな…)』

そう思い、準備をして、家を出た━━━もちろんその際に家は売った

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