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息を荒くする俺を愛おしそうに見つめる春の瞳に、視線に
捕われたように逸らすことが出来ない
「はる・・・」
「ベッドいくか」
俺は無言で頷いた
立とうとするが情けないことに足に力が入らない
それに気づいた春が俺の足に自分の腕をいれ持ち上げた
所謂お姫様だっこだ
まさか俺がそんなものされるとは思ってなくて
羞恥から顔が赤くなる
「お姫様は手がかかるなぁ?」
どこか楽しそう言う春
「っふざけんな!降ろせ!」
「力入んねんだろ?大人しくしとけ」
クソッ
赤い顔を見られたくなくて胸に顔を埋めた
すると頭上からはぁと溜息が聞こえた
なんだよなんか文句あるのかコノヤロウ
内心悪態をつきながら大人しくしていると
ベッドに降ろされ春が覆いかぶさってきた
「湊、好きだ」
「はる、っん」
俺が言葉を返す前に口を塞がれる
目を開くと春の欲情した視線が絡む
それにまた興奮し下半身に熱が集まるのを感じた
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