長編メイン小説【もっとX2強くなれ!!】
その27
「勇ちゃん!!次はアレに乗ろ!!」
「硫ちゃん…待って〜」
遊園地に着いた硫ちゃんは、まるで幼稚園児の如くはしゃいで、遊園地に有る乗り物をほぼ完全に制覇した…。
家族サービスと聞いただけで顔をしかめる、世の父親達の気持ちが分かって気がした。
まぁ。調子に乗って硫ちゃんと同じペースで、アトラクションをこなしたからかもしれないけど。
ちょっと疲れたけど楽しかったから良いや!!
ソフトクリーム片手にバイクに戻る僕達。
しかし、そこには不幸な風景が広がっていた。
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