キミのトナリ
C
―柊 Side―
「んっ、くっ…ああっ!」
硬くて熱い朔弥のモノが、狭い入口を押し広げてゆっくり入ってくる。
朔弥が優しくしてくれたから、初めての時より痛くはなかったけど、指とは比べ物にならない圧迫感が苦しくて、全部入りきるまでには時間がかかった。
それでも痛みや苦しさより、大好きな朔弥とこうして1つに繋がれたのがすごく嬉しくて涙が溢れた。
「すげぇ熱い、とけそう…。」
「っあぁ、くぁ…っはぁ、あっ…。」
朔弥が動き出すと、繋がった場所からグチュグチュといやらしい音がして、その度に自分の口からも変な声が勝手に出ちゃう。
それがバスルームいっぱいに響いていることに気付き、余計に恥ずかしかった。
だんだん激しくなる腰の動きと一緒に前も弄られてると、もう何も考えられなくなる。
快感に飲み込まれそうな感覚が怖くて、僕は必死に朔弥を呼んだ。
「さく!…んあっ…さくっ…やぁっ」
「柊、…っきもちいい?」
「んんっ、きもちいっ…はぁっ、いいよぉ…。」
打ち付けられるスピードが加速する。
その衝撃に耐えるため、ガクガク震える身体を何とかバスタブに繋ぎ止めてるけど、もう限界。
「やぁっ、イっちゃ…もっダメ…ああんっ!」
「イケよ!」
「あああーっ!」
泣き叫ぶような声を上げ、白い体液を胸元まで弾け飛ばし僕は限界を迎えた。
でも、朔弥の動きは激しいまま。
「やぁ!…あっ、あっ、ああっ」
「クッ!」
「あっ!…ああっ、…はぁ…ぁっ…」
1番奥に朔弥の熱い精液が勢い良く注がれる。
その刺激で今イったばかりなのに、また同じような感覚に襲われて、出し終えたはずの僕のモノから、再び小さくピュッと精液が飛び出した。
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