鳳凰戦華伝 戦名 戦名と言うのは、「将名」「武名」の事を主に指す。 零宵国に根付く習慣の一つで、武士になるものは新たな名前を持つ。 その際の名の名称を武名と呼んでいる。 また、将軍になったものは武士と同じように名を変えるもので、その名称を将名と言う。 自身が武士になると決めた時に名乗り始めるもので、周囲にはかなりの戸惑いを生む。 その中で決意が揺らがなければ、真の覚悟と言う事だろう。 老若男女問わずに名乗る事が出来、許可も何もいらないが、武士となるのは大概が二十代〜五十代前半の男性である。 もともと武士の家系ならば、両親や一族によって新たな名を決められるが、個人の場合は大半が自身で新たに決める。 名乗り始めてから、生涯名を通す者とそうでないものがいる。 [*前へ] [戻る] |