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にふふーにふふーん、ぬぅぬぅぬぅん♪

二番を鼻歌で歌いながら朝の日差しを浴びて学園に向かった。

生徒会俺の予告状見てくれたかな?



張り出した場所である掲示板に行くと凄い数の生徒でごった返していた。


これだと俺が掲示板を見れないじゃないか。

つんつん。

「俺見れないだけど?」

近くにいた生徒の背中を突っつくいてやる。
嫌味を込めてどんどん力を強くするのはご愛敬。


けど、俺が強くやってもそいつは筋肉ムキムキの奴だから全然びくともしない。

俺に気付くと顔を赤らめて俺を最前列へと移動させてくれた。


何はともあれラッキー♪


これでよく見える。



「…フッ俺様に喧嘩売ろうとはいい度胸しているじゃねーかっ!ぶっ殺してやる。」




「ププッこいつ予定状ってなんだよ。予告状の間違えじゃないの?しかもこの紙何?裏にお肉の安売りって書いてあるし。ダサいよね〜。」


なぬ!?
いきなり間違えるとは!
こんなことなら全部ひらがなで書けばよかった。



その紙は知り合いから譲り受けた“広告”と言う貴重な紙なんだぞっ!
それに裏が真っ白な紙は中々なくて俺のお気に入りだったのに。
あのチャラ男俺の心のブラックリストに書き加えとかないと。


「……馬鹿?小学生以下。しかも生臭い。しん手、汚い。」


「朔の言うとおりだよ。そんなの隼人に渡しちゃいなさい。」



確かにイカとタコのブレンド墨は俺らの方にも臭ってきた。



「ッオイ!?…本当に投げるんじゃねぇーよ。」


会計が丸めた広告を会長目掛けて投たけど、避けられてしまった。
そのまま口の中にでも入ればいいのに。


「しかし、これはある意味破壊的な文章ですね。【放か後まつ!】と書いてありますが、本人はどこで待っているんでしょうね?」




あっ、目的地書くの忘れた…。




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