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第1話『遺影の写真』
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案内人『ヤモリ』
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僕は二十歳の大学生…

時間があればコンビニのバイトにあけくれる日々を送っている…


そんなある日、


いつも通り、夜9時にバイトが終わり帰宅中の事…



コツコツ…



えっ?!!



誰かにつけられている気配がする…


何度か振り返るが誰も居ない…



コツコツ…



コツコツ…



や、ヤバいっ…背後で、誰かの足音が!!



僕は怖くなり家まで走った…




はぁ、はぁ、はぁ…


家の前まで来て
『これで安心』と思ったが、何だか家の様子がおかしい…



黒い喪服を着た人達が何人も来ていて話声が聞こえてくる…




『通り魔だって…』


『刃物でメッタ刺し、むごい事するね…』



僕の家は5年前、


父親が病気で他界、その後は母親と2人暮らしだった…




ま、まさか!!母さん!!



僕はあわてて家の中へかけ上がった!!



部屋の中は、たくさんの喪服を着た人達がいる…




その中に1人泣き崩れる女性が…



か、母さん!!


よかった無事で!!




えっ?と思いふと祭壇を見ると…




う、うそだろ!!



うわぁぁぁぁぁっ!!




祭壇の遺影の写真は、





僕の顔写真だった…
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【解説】

※主人公が、通り魔によって殺されてから2、3日経ってたと言う設定です。

家に帰るとお通夜の真最中…
まさか、自分がその被害者だったとは…

そんな話です。
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あきゅろす。
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