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永き夢路への扉
第32話 マジかよ…
「ぐっ…」


ハワードはとっさに防壁<バリア>を張って防いだ


しかし、相手の力が強すぎてあまり長く持ちそうにない


ハワードは相手をじっと見た


木を真っ二つにするくらいの剣圧だ。ハワードはどんなゴツい男なのだろうかと思っていたのだ。
しかし、今目の前にいる相手はローブを着て顔もフードを目深に被られている為、性別は分からないが、華奢で大剣を軽々と持つ腕も細く、筋肉などついてなさそうだ



「…とりあえず、姿だけは見せてもらわないとな」


ハワードはニヤリと笑うとバリアを一カ所に収束させ、相手にぶつけて爆発させた

ボンッー


「っ!!…」

相手は予測できなかったのか避けることが出来ずにバランスを崩してよろけた


その隙をついてハワードは相手との距離を詰め、思い切り蹴り飛ばした


ガガガガッ─


しかし相手は大剣を地面に突き刺して自分の体を支え、遠くまで飛ばされるのを防いだ


そして、剣を抜いて高く飛び、剣を突き立ててこちらに向かって落ちてくる


「んなっ!?」


ドンッッッ─


ハワードは地を蹴り、高く飛んで避けた


地面は剣の衝撃波で大きなクレーターが出来た



「マジかよ…ι」

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あきゅろす。
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