main Don't go back 4 シャープールは、ずっと決定的な刺激は与えなかった。 「まだ、ナカだけでは、イけないか」 そう言って笑っていたが、そもそもイかせる気が無いのだろうと思う。 でも、俺は限界だった。 「はふーるひゃふーふ!!」 「ん?何だ。私を呼んでいるのか?」 勘がいいのか、奴はすぐにそれに気づき、俺の口に突っ込んでいた布を外した。 「おねがっ..おねがいっっ...イかせ...ぁあぁっっ!」 しかし、奴の性格はやっぱり歪みきっているらしい。俺が懇願しようとすると、絶妙なタイミングで、俺のイイトコロを刺激する。 「知っているか、ヴァレリアヌス。お前をさっきからはしたなく喘がせているのは、前立腺と言うんだ」 そんなこと知るか!! 心のなかでそう絶叫する。 「んんっぁっ...おねがっいっ...イ...ィっかせて」 「もう限界か?」 「げんかっ限界...!!」 「それならひとつ、約束しろ」 「なにを」 「一生私の捕虜であると」 よく考えれば、ろくな条件ではなかった。 けれど、理性をぐずぐずに溶かされていた俺は、それにいちにもなく頷く。 すると、奴は、何の気まぐれか、俺の頭をそっと撫でてキスをした。 「いい子」 「ひゃぁつっっ!!やだっやだっ!!」 「大丈夫だ、私のものを入れただけだ」 体を熱が貫く。待ち望んでいたものに、神経の先まで犯される。 シャープールが腰を動かせば、俺の体もそれに合わせて快感を拾いあげる。 そして、俺は意識を飛ばした。 [*前へ][次へ#] [戻る] |